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台湾、タピオカ以外の旅

台湾ブームが止まらない。古くからの台湾好きや関係者の、もうそろそろ…という予想を軽く裏切り続け、古くは小籠包にマンゴーかき氷、今はタピオカが大ブーム。ムック本、お店を紹介する紀行本も新しい物が次々書店に並び、最近では、紹介され尽くした感のある台北だけではなく、地方や田舎を紹介するものも増え始めている。

台湾を旅するのは、多くは女子旅や会社の慰安旅行系など、美味しい物食べてマッサージして、合間に観光という従来型の他、近年、歴史や建物(日本統治時代の物がよく保存され、現役のものも多し)、鉄道、サイクリングなどをテーマに紹介する本も増えてきて、おじさま世代にも裾野が広がりそうなくらい、盛り上がっているのは、他の海外旅行先ではあまり知らない。

この「波」は、台湾ファンの自分にとって幸せな状況だが、日本人にまだあまり知られていないなあ、と感じ、旅行前に情報をとろうとしても、日本語では殆どリアルタイムの有益な情報がネットで収集できないカテゴリーがある。それは…

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廟會(ミャオフェイ)と呼ばれる、道教寺院のお祭りである。台湾華語で検索ワードを入れるとFB(各お寺や、軒社と呼ばれる祭に参加する団体は、台湾のお店同様、大抵フェイスブックやってます)や市政府情報、画像、動画など、煌びやかな情報がうわ〜っと出てきますが、それぞれの寺廟で毎年農暦と呼ばれる旧暦に従い、廟會を催しています。

日本から観光に行って、街歩きの途中、はたまた移動中の車窓から、たまたま見かけることはあるかもしれません。でも、お祭りなんて、特にガイドブックにも書いてなかったし、信者でもないし、とあまり関心のない方が多いかもしれません。

しかし、これは、非常にもったいない‼️まず、祭見物は、日本同様、信者でなくとも見学OK、なぜなら、派手な爆竹と花火、音楽を大音量で轟かせ、御神輿と、神様のお供をする、陣頭と呼ばれる生花で埋め尽くされた花電車、神將と呼ばれる他種多様な人間が中に入り踊る巨大人形、獅子舞、龍踊り、太鼓隊、生身の男たちが扮する、家將と呼ばれる邪気払いの将軍達が街を練り歩くのです… これは、ガイドブックにはあまり取り上げられないながらも、鮮やかで美しい、血沸き肉踊る⁉️民俗文化です。

次回は、いつ、どのように見れるのか?タブーは?注意点など、さらに詳しくご紹介します。





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