馴染みのお店で
大好きな公認会計士の投稿より。
馴染みの書店でブックカバーは要るかと聞かれる。
要らないと言っても、無意識に掛けようとする。
これってAmazonに負けているのではないか
確かに行きつけのコンビニでも、「ビニール袋は要りますか」、「要ります。」の会話を毎日繰り返す。
アルバイト君ならまだ許せるが、書店でこれは、サービスが機械化されているのだと思う。
先の会計士は、行きつけの書店では他愛のない世間話をしたいという。
私も「この間買われた本はどうでしたか。今度こんな本が入荷したのですがいかがですか。」
こんな会話が交わせたら嬉しいと思う。
ふと思えば、これは私が地酒専門の酒屋さんで交わす会話である。
「この間のお酒はどうでしたか。〇〇さんなら辛口ですよね。今度珍しいお酒が入ったんですよ。」
専門店ならではだろうか。
ある酒屋の店主は、商店街のポイントカードでは顧客の嗜好も掴めず、ともすれば顔しかわからない顧客もいるため、店独自の会員カードに切り替えたそうだ。
個人商店は大型店にない暖かさがあるというが、もしかしてAmazonの購入履歴の分析からも同様なことができるかもしれない。
買いたいものがなくても、人恋しくてなんとなくコンビニに寄ってみる、なんて話もよく聞く。
店の大小やネットかリアルかなんてもどっちでも良いのだが、何気なくそして立ち入らない会話が交せる環境は好きだ。ビニール袋のことなんかどうでもいいので、植物由来にして無償化してくれた方が聞かれなくて良いので他の会話が弾むかもしれない。
行きつけの馴染みの店はありますか。
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