YUIMAWARU 仲間

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  • ゆい日記

  • こどもと作業と環境のお話

    子ども達が「作業」を通して成長し、環境とつながる魅力についての記事をまとめています。

  • 学校作業療法のすすめ

    学校作業療法に必要な知識や技術のお話。

  • まなび・研修

最近の記事

仕事納め 2021

今年のゆいまわる⭐️親子通園ゆうなえんがカタチになりました⭐️ 「親子通園を希望と願いを叶える子育てプランを描く場にしたい!」 ゆうなえんは、保育士の千秋さんとOTの与座さんが中心となってその想いが込められカタチになりました。 子供達が楽しそうに遊ぶ中で、親同士が子育てを語り、描きたくても不安なことは、OTと保育士に聞きながらデザインして、その子育てを他の保護者も応援する📣✨ ゆうなえんスタイルです。 ⭐️にじのわ🌈がスタート⭐️ 発達障がいがあるおこさんを抱えて就職活

    • 聞く態度がなってない!

      注意されたときに、ヘラヘラ笑っている。 反省の色が見えない。どうしたらいいですか。 これから伝えたい事は対応方法の答えではありません。今回のケースの場合ではありますが、大人にわかって欲しいなと思うこと。 確かに注意されたときの態度は重要ですね。しかし、ヘラヘラしてしまうお子さんの中には、学校の中の自己の形成が不安定なため、注意された自分をどう形成していいのかわからず、その場をとにかくしのぐために行っている場合もあります。 特に注意されている自分は形成が難しい。 正直大人

      • 訪問と療育の目標は同じでいいのか

        「訪問と療育の目標は同じでいいのか」 ゆいまわるの保育士さんが素敵な問をくれました。せっかくだからみんなでその問の答えを出してほしくて企画した社内研修『目標ってなんだろ』のお話。 訪問は生活の場に行くけれど、療育はクラスの友達との交流場面でも、給食場面でもない。なのに生活(作業)の目標でいいのか。 それを考えるためにはまず体験。 保育士・療法士・相談員で3人チームを作ってもらい、情報を共有してもらいました。 1人の4歳の男の子の情報です。 最近友達を気にするようになり

        • 自分をコントロールする力 非認知スキルの心理学

          実行機能と拒否感受性の関係 拒否感受性:他者が自分を拒否するのではないかという感覚 実行機能:目標を達成するために自分の行いを抑えたり、切り替えたりする能力。 拒否感受性(私は初めて知ったのですがOTでは別の言葉で似たような概念ありますね。)の高い子供たちは学校に行きづらい。自分が否定されるかもしれないと言う不安に怯えて、他者を否定的に捉えるお子さんも多い。その環境下で 作業的well-beingを実現できるのか? 本当に学校に行かせることが必要なのか? 義務教育とは何か?

        仕事納め 2021

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          学校作業療法 -実践ガイド- <その1>

          2021年9月18日『学校作業療法実践ガイド』が出来上がりました。 編集に携わらせてくださった青海社の工藤社長に深く感謝いたします。 「編集」といっても、腕利きの友利さんがいてくれたおかげでできたこの本。私は好きなことを好きなだけ伝えていいよと言われ、本当に楽しく書かせていただきました。あとは友利さんが全体のバランスを調整し、準備してくださったので、オーケストラで言えば私は好きな楽器を選んで奏て、友利さんがそれに合わせて指揮してくれました。友利さんありがとう、本当に感謝です。

          学校作業療法 -実践ガイド- <その1>

          授業中のガタガタと子どもの努力

          どうして子ども達は授業中にガタガタ動のだろう というお話。 授業中椅子をギコギコ揺らす。 手遊びが止まらない。 よく物を落としたりゴミを捨てに行ったりフラフラする。 授業中の子ども達のガタガタ動くことに心配する先生は多いようです。 「集中できていないのでは?」 「静かに座って話を聞ことはルールだから守っていけるように・・・」 「周囲の子ども達にも影響があるので」 心配理由はさまざまのようです。 さて、どうして子ども達はガタガタするのでしょうか?1.身体の動きを感じたい!

          授業中のガタガタと子どもの努力

          ゆいまわる校内研修

          まちOTで訪問している南風原町の学校から校内研修の新たなスタイルの提案があり今年の夏はチャレンジすることとなりました。 1学期中に「もっと教育を通して子ども達の成長を引き出したい!」と感じているクラスの分析と目標設定を行い、夏休みの校内研修で、全教員で目標を共有、子供たちの力の引き出しを学び、学級運営のデザインをグループワークしよう! というものです。 コロナの緊急事態宣言もあり、環境調整を検討している最中ではありますが、うまくいけば子供たちの力を知っていただけるだけで

          ゆいまわる校内研修

          保育園にあったらテンション上がるもの。

          勝手なOT視点ですが…。 砂:ままごとの必須アイテムだよね。最近は泥団子のコーティングに使ったりするし。ザルで砂の大きさを分けている子供の顔は最高。たまに宝石見つけたかのように石を見つけては大喜びしてる姿も最高。 土:砂と違って形ができるからいい。コップとかしゃべるの先とかに詰め込んでひっくり返してそれをそーっと取る姿の加減具合は最高。小さい子は大抵そーっと取れないで崩れちゃうんだけど。水を巻いた時には泥に変わる。泥を体に塗りたくって、自分のサンダル突っ込んで、靴の中に泥

          保育園にあったらテンション上がるもの。

          仕事とは何か

          先日の保育園訪問。 朝9時に保育園に着くと、すべての子供たちが仕事をしていた。手にホウキを持つ子、雑巾を持つ子、花に水をやる子、廊下を拭いている子。 側に指導する先生はいない。 わからないことがあれば隣の友達が教えてくれる。 「ミニボウキがない」しかし困らない。頭の部分しかない大ホウキをミニホウキ代わりにして使っていた。 朝の清掃時間が終わり、すべての子供たちが園内に戻ってくる。 「あら?水あげたかしら」とつぶやく先生に、 2階まで上がって来ていた男の子が「あ!忘れてた!

          仕事とは何か