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 能力の違いの理解

       (約850字)


 仕事で離職する理由の7割は、人間関係からです


 ひとにより能力は違い、相手に思いやりを示しながら、人を傷めるひとがいます


「私が出来たんだから、あなただって出来るよ」
 割と安易に、勤めて長い職場の先輩がおっしゃいます

 「(私なんか)でも出来る」と謙り、相手が出来て当然という能力のお仕着せ


 大抵は、その人にとって「慣れたこと」を出来て当たり前といって同じような水準を相手にも求めてくるのです

 「多様性」を良いと公言する反面、他人の能力の違いに差があることが分からないで他人に接すると、職場では摩擦が起きます

 自分基準に考えるのは、自分目線での一方通行でしかあり得なく、「拘らない」と声高に伝える人ほどこだわりが強いようです


 固執は心を虚しくしてゆき、開いた心の他人を遠ざけてしまう


 出来ない人にはいつまで経っても出来ないなんて十分ありうることで。


 これが分からない人が意外といます


 また、自分が失敗することを、他の人も同じようにミスするとは限らない


 「これくらいなら大丈夫だろう」はあなたの中の常識で、私には非常識かもしれず‥‥

 ひとは一度、過去にしたことは繰り返すもので、その経験値は意外と他の人の脳裏にこびりついています


 人前で酷く注意されれば、内容よりその事実が自尊心を傷つけます


 どんな事情があっても、どの人も「頑張っている自分」を大切にしたいと思うもの

 公の場では「節度」が必要です


24節気「穀雨」

 第一候『葭始生(よしはじめてしょうず)』4/20〜24

 葭🟰葦

 ①葦(あし) イネ科  多年草

  葦の若芽は、食料に
  葦の茎は、葦簀(よしず)や屋根をふく材料に
  穂綿は、綿の代用に

  ◯花勝見(はなかつみ)→水辺に生える草の名前


 ②荻(おぎ) イネ科

  異名‥‥寝覚め草、目覚まし草、風聞き草


 ③花蘇芳(はなずおう) マメ科

  中国原産、弓や染料になる

 ◯蘇芳襲(すおうかさね)〜宮中の格式の色の一つ


#暦の話   #葭始生   #花の名前
#松尾芭蕉   #葦   #荻   #花蘇芳  草木染め  #蘇芳襲  


「色の名前」より



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