失望は何度もあるけれど絶望は一生に一度か二度、それ以上なら悲しい人生だと思っている
(約1,500字)
寂しさや孤独について書かれた本を読んでいる
幼少期に置かれた環境が人生に大きく影響するもので、ひとが周りに居なかった私はあまり孤独を感じない
ひとと無理に合わせるのも『お揃い』を好まないこともあって、ベタベタな仲良しごっこが苦手なのであった
寂しさを感じることは当然といえば当然で、それは現代の全体主義(みんな主義)が世の中に蔓延した思考によるものだった
他人に合わせておくことは、集団からの排除から免れるからだね
いわゆるマイノリティではない方に属する安心感、マジョリティを獲得できるのが「みんな主義」の肝で
同性の友達が出来ない人がいる
別に悪いことだと思っていない
本の中に、こんな言葉で精神科医が書いている
これは女性の中に、男性にしがみつくタイプの症例が多いために書かれているが、男性でも女性にしがみついて寂しさを性で紛らわす人がいるかもしれない
男性と女性の体の違いがあるため、男性だと社会的批判を受ける要因になりやすいと容易に想像できる
本能と心理的な苦悩とを別に考えるから、心の整理がつかなくなる
孤独を飼い慣らす
という言葉も、本書に多用されていた
みんな主義で集団から外れたくない気持ちは、令和に入ってから徐々に形を変えてきた
「ソロ活」という「おひとり様文化」が台頭し始めたからだ
私はもともと大切な事は一人でやるのを好んでいたので全然新しい発想ではないが、孤独で無ければ獲得できないモノがある
誰かに合わせて実行できないものなら、一人で思う存分やり切るのが最高の時間の使い方だと考える
一人で出来る物事にかぎるけどね
大切なのは、集団でも自分を無くさないこと
何かに縛られるのはマイナス
書いたら又、批判の的になるかもしれないが書いてしまおう(どうせ十分嫌われている自覚はある)
コメントで決まった人しか意見に訪れないクリエイターは、コメントを書き込むひとを大切にする
他のクリエイターにコメントをしなければ、自分の記事にコメントはもらえないが、コメントは勇気がいる
私はコメントで嫌われてブロックされるいい例だが、自分の思考で対話することが拒否の対象なら「嫌ってくれてありがとう」と思う
好きと嫌いより悪いのは、無関心
だから、対話が出来ない人に私は興味がないし、人真似するヒトも興味がない
寂しさを感じるのは一人でいるからとは限らない
有害な群れにいるよりは、一人の方がいい
気持ちが年齢や経験で流動するように、群れ(コミュニティ)を変えていけばいいだけの話
誰かが言った価値観なんて、聞くだけでいいの
価値観の押し売りは、見ていればいいだけ
取り入れて生きやすいと思ったら、買えばいいの
しがみついていたら、多様性なんて身に付かないし、狭い世界観に閉じこもるだけ
大切よね、SNS
本を読んでいたら、いかに自分の価値観が浅いって分かったわ
大切なことって、
価値観を分かち合うことじゃなくって、
理解しなくても聞いて頷けること。
ちび蔵
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?