見出し画像

北海道周遊 2019年夏③ 中富良野・上富良野・美瑛

富良野駅前のバス乗り場から旭川行きのバスに乗ります。富良野のホテルから、JR富良野線に沿うように北上して旭川駅まで結ぶふらのバスのラベンダー号です。2018年冬に北海道に来た際、旭川から利用しようとしていましたが、事故の影響で大幅に遅れていたため、予定を変更して乗っていなかったバスです。

富良野駅前 11:00→(ふらのバスラベンダー号旭川駅前行き)→中富良野 11:12

バスを降りてからセイコーマートでご当地入場券を購入し、駅に向かいます。

画像1

70. 中富良野駅

画像2

画像3

発売場所 中富良野駅臨時観光案内所(9:00~17:00/夏期のみ、夏期以外は町役場1階のなかふらの観光協会事務局で発売)、セイコーマート中富良野店(6:00~24:00)

中富良野駅は無人駅ですが、北海道でよく見る平屋の駅舎があり、夏には駅舎内に臨時観光案内所が設けられます。

画像4

案内所でご当地入場券を買いたいと伝えると、担当の女性が入場券とスタンプを出してきました。入場券は日付印を押して販売されるのですが、日付印は自分で押してくださいとのことでした。ご当地入場券は窓口のない駅では普段きっぷを販売しないところに委託販売されていることが多くありました。不慣れな作業で、押印に失敗した際、一部の心無い購入者からクレームが来ることがあったと聞いていたこともあって、少し悲しくなったのを思い出しました。

スタンプを押させてもらいましたが、なかなか難しかったです。ずれてはいけないし、きっぷがつるつるした素材のため、インクが乾く前にこすってしまうと印字がすぐすれてしまう。複数枚買うと、印字の上に付箋を貼ってくれたり、1枚1枚袋に小分けにしてくれたところもありました。様々な人の支えで成り立っていた企画、存分に楽しませていただきました。

画像5

ホームに出ると、特急用の車両が止まっていました。富良野線は定期では普通列車のみで、特急は運転されていません。時刻表によると、旭川から富良野までを結ぶ臨時列車「ふらの・びえい号」のようです。前を走る観光列車が満席になることも多いことから、観光列車に乗れなかった人のために運転されていました。途中主要駅のみの停車で、車両も特急用ですが、普通列車扱いなので乗車券のみで乗れます。

この駅で、次に乗る旭川行きの普通列車と行き違いをするようです。中富良野から3つ先の上富良野まで乗車します。

中富良野 11:52→(普通旭川行き)→上富良野 12:00

普通列車ですが、上富良野まで2駅は通過です。中富良野を出てしばらく走ると、ラベンダー畑駅を通過します。夏季の観光シーズンのみ営業する臨時駅です。上富良野で列車を降りました。

71. 上富良野駅

画像6

画像7

発売場所 上富良野駅 みどりの窓口(7:20~15:00/休業日:日曜祝日、夏期は日祝も営業)、セイコーマート上富良野宮町店(6:00~24:00)、セイコーマート上富良野店(6:00~24:00)

画像8

列車を降りて、早足で駅舎を出ます。次に乗る列車が出る26分後までに、セイコーマートでご当地入場券を買って戻ってこないといけません。上富良野駅のご当地入場券は駅窓口以外に2か所のセイコーマートで発売されていましたが、問題はその場所。

どちらも駅から遠い!地図を見て、まだ近そうだった上富良野宮町店を目指します。

画像9

富良野線の踏切を渡ると、サッポロビールの研究所と書かれた建物が見えました。上富良野は道内唯一のホップの産地です。「上富良野限定ホップ」と書かれたビールを見たことがある気がします。

北海道といえど、夏の昼間に外を歩いていると汗ばんできます。汗だくになってセイコーマートに到着しました。帰りはゆっくり帰りたいところですが、時間に余裕がないため、帰りも急ぎ足で駅に戻ります。

なんとか時間までに切符を購入できました。ホームで列車を待ちます。次に乗るのは、富良野から美瑛までを結ぶ観光列車です。

上富良野 12:26→(富良野・美瑛ノロッコ2号美瑛行き)→美瑛 12:50

72. 美瑛駅

画像10

画像11

発売場所 美瑛駅 みどりの窓口(6:30~18:30)

ノロッコ号は終点の美瑛駅で折り返して富良野に向かいます。20分後には旭川行きの普通列車があるので、待ち時間にご当地入場券を購入しました。

美瑛の名は、アイヌ語の「ピイェ」(油・油っこい)に由来し、漢字をあてたものです。美瑛川に十勝岳からの硫黄が混じって濁っていた様子を表したものと言われています。富良野も美瑛も、今では北海道随一の美しい観光地として知られているのに、語源は「臭いところ」と「油」というのはおもしろいですね。

画像12

富良野・美瑛ノロッコ号は夏の観光シーズンに富良野線で運行される臨時列車です。富良野線は、旭川~富良野を通して走る列車と、一部旭川~美瑛で折り返す列車があります。ノロッコ号が運転されると列車本数が増えるので、富良野線のご当地入場券は夏季に集めることにしました。

画像13

中はこんな感じ。窓がなく、外の風を浴びながら富良野の自然を感じることができます。ノロッコ号は先ほどのラベンダー畑駅にも停車するため、美瑛・富良野観光におすすめです。

美瑛駅では入場券を購入していると列車の時間が近づいてきました。美瑛駅の駅舎は石造りで観光地にもなっていますが、写真に収めることはできず。今後の予定もあるので、仕方なく旭川行きの列車で美瑛を後にします。

美瑛 13:10→(普通旭川行き)→旭川 13:42

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?