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北海道周遊 2019年夏① 江別・岩見沢・士別(再)

今回はJR北海道のわがまちご当地入場券集めの旅最終編です。1週間以上にわたって北海道に滞在し、残り34種類を集めきります。

旅の始まりは2019年8月上旬の成田空港第3ターミナルから。これまではすべて関西空港からpeachで新千歳に飛ぶことが多かったのですが、今回は関東で用事があったのに合わせて、成田からバニラエアを利用することにしました。2019年10月をもってバニラエアはpeachと統合することが決定していたので、最初で最後のバニラエア利用です。

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最後の機会ということで、バニラエアの様子を写真に収めました。成田空港9:00発の便に搭乗します。

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搭乗口に時計台のイラストを出すのが手が込んでますね。行先によってイラストは異なるようです。

成田空港 9:00→(JW907)→新千歳空港 10:50

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新千歳空港に着陸すると、滑走路の奥に、尾翼に日の丸が描かれた政府専用機の機体が見えました。政府専用機2機は新千歳空港に隣接する千歳基地で管理されています。

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何度となく見た新千歳空港駅コンコースのイラスト。今回は2018年の冬に使った乗り放題きっぷのバニラエア版「バニラエアひがし北海道フリーパス」を購入しました。実はこのきっぷ、利用開始日が搭乗日当日かその翌日から選べるという便利なオプションがあります。成田空港まで利用した青春18きっぷがあるので、フリーパスは翌日からにしました。

青春18きっぷで改札をくぐり、まずは快速エアポートで札幌に向かいます。

新千歳空港 11:30→(快速エアポート115号)→札幌 12:07

新千歳空港から37分で札幌に到着。すぐに函館本線の区間快速に乗り換え、旭川方面を目指します。区間快速いしかりライナーは列車によって快速運転する区間が異なり、注意が必要な列車でしたが、2020年のダイヤ改正で廃止されました。快速といいながら普通列車を抜くことはありません。

札幌 12:16→(区間快速いしかりライナー江別行き)→江別 12:36

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終点の江別で下車。2018年の夏にご当地入場券を購入済ですが、時間があったので再び立ち寄りました。次に来る岩見沢行きに乗車します。

江別 12:56→(区間快速いしかりライナー岩見沢行き)→岩見沢 13:13

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江別から岩見沢までは列車本数が減るため、いしかりライナーも各駅に止まります。岩見沢駅も何度も訪れていますが、今回はお弁当を購入しました。ガラス張りの近代的な駅舎が特徴的です。

岩見沢から旭川までは特急に課金します。青春18きっぷとは別に、乗車券と特急券を購入しました。旭川までの区間は普通列車の本数が一気に減ってしまうので、札幌から来た特急カムイに乗って、旭川を目指します。

岩見沢 13:25→(特急カムイ17号)→旭川 14:25

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なんとか自由席を確保し、車内で先ほど買ったお弁当を食べます。岩見沢駅1階の観光案内所で販売されており、陶器に入った本格的なものです。容器を捨てるわけにもいかず、洗って持ち帰りましたが、荷物に余裕があるときはぜひ。

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お弁当も食べ終わり、終着の旭川駅に到着しました。旭川駅の近代的な駅舎に特急カムイのメタリックボディが映えます。この特急カムイは旭川駅で、北見に向かう特別快速きたみに接続します。遠軽、北見方面に特急料金なしで向かう列車とあって、車内はよく乗っています。特快きたみを見送って、宗谷本線の快速なよろ号が待つホームに向かいます。

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2両止まっていますが、前1両が快速なよろになるようです。後ろの車両はこの後の比布(ぴっぷ)行き普通列車になる旨の案内がされています。18きっぷシーズンとあってか、車内はほどよい乗車率です。快速なよろは旭川を出て、宗谷本線を北に向かいます。

旭川 14:59→(快速なよろ3号名寄行き)→士別 16:05

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旭川から1時間余り、士別で下車しました。稚内から来た旭川行き特急サロベツ4号と行き違いです。

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士別は5月に訪れているのですが、その際セイコーマート発売分が運悪く売切れていたため、改めてやってきたのでした。今回はあることを祈りながらセイコーマートに歩いていきます。

今回は無事セイコーマートでご当地入場券を購入できました。駅に戻り、宗谷本線の上り列車で旭川に戻っていきます。次の列車は快速ではありませんが、途中利用の少ない駅を通過するため、実質快速運転を行います。

士別 16:39→(普通旭川行き)→旭川 17:50

終着の旭川に到着しました。札幌方面に向かう人が特急に乗り換えていきます。今夜の宿は富良野にとっているため、富良野線の普通列車で富良野に向かいます。

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これは昼間撮った写真ですが、行先表示幕には「マイタウン列車 ラベンダー」の文字が。どうやら旭川周辺の普通列車に沿線にちなんだ愛称をつけていた時期があるようで、それが今も幕に残っているようです。通常の普通列車と変わりはありませんが、古い時刻表には「ラベンダー」や「しろがね」など愛称が記載されています。

列車は夕暮れの旭川を発車します。しばらくは旭川市の郊外を走行するため、時間帯もあって帰宅中と思われる人が多く乗っています。それでも、観光地で有名な美瑛に着くころには乗客はほとんど降りてしまいました。数人の乗客を乗せて列車は暗闇の中を進みます。

旭川から1時間20分ほどで終着の富良野に到着しました。すでに窓口は閉まり、駅は無人になっています。

旭川 18:34→(普通富良野行き)→富良野 19:52

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富良野駅はライトアップされていました。駅近くのホテルに向かいます。

今日1日は買い損ねていた士別の入場券も含め、すべてこれまでに収集していたものでした。明日は富良野から、根室本線、富良野線の各駅をめぐっていく予定です。

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