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北海道周遊 2019年夏② 芦別・赤平

富良野で朝を迎えました。

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富良野は観光地として有名ですが、「北海道のへそ」としてPRしており、毎年へそ祭りが行われています。駅近くにはへそ神社なる神社も。

駅に到着しました。富良野駅のご当地入場券は2018年冬に購入済みですが、せっかくなのでもう1枚購入します。昨日新千歳空港で購入した「バニラエアひがし北海道フリーパス」に日付印を入れてもらい、ホームに停車中の列車に乗り込みます。

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ホームに停車中の列車は東鹿越(ひがししかごえ)から来た滝川行きの普通列車です。途中の芦別(あしべつ)まで乗車します。

富良野 7:39→(普通滝川行き)→芦別 8:11

68. 芦別駅

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発売場所 芦別駅 きっぷうりば(6:45~15:00/休業日:土日祝日、年末年始)、セイコーマート芦別北3条店(6:00~24:00)

芦別市は石炭産業で栄えましたが、炭鉱の閉山により人口は激減し、現在は観光産業に力を入れています。芦別の名は、アイヌ語の「アシペッ」(灌木の川)に由来するとする説など複数あります。

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芦別駅は業務委託駅で、平日のみ窓口が営業しています。窓口の上には芦別の町の写真が飾られています。芦別駅は観光シーズンに運行される札幌と富良野を直通する臨時特急も停車します。

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芦別市は1988年に環境省「星空の街・あおぞらの街コンテスト」で「星空の街」に認定されたことから、星の降る里としてアピールしています。

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駅前には小さな広場がありましたが、工事中でした。駅前にバス乗り場を整備して、駅から離れた通り上にあるバス停を駅前に移設する計画だそうで、2020年に工事は完了し、バスの駅前広場乗り入れが始まったようです。

この時はまだ駅から離れた通りにバスが発着していました。バス停を探しながら通りに出ると、ちょうどバスが止まっています。ぎりぎり間に合いました。

滝川から芦別までは、JRに並行して北海道中央バスの路線バスが運行されています。JRは9.5往復で、昼間3時間近く空いてしまう時間があるのに対して、路線バスは概ね1時間に2本ほど運行されています。バスのほうが運賃は高いですが、所要時間はほぼ同じです。赤平(あかびら)駅まで向かいます。

芦別 8:25→(北海道中央バス)→赤平駅前 8:54

69. 赤平駅

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発売場所 芦別駅 きっぷうりば(8:30~14:30/休業日:土日祝日、年末年始)、赤平市交流センターみらい(8:30~17:00/休業日:年末年始)

赤平市も芦別市と同じく炭鉱で栄えた町です。市内には、石炭の産地として知られた福岡の筑豊地方と同じく、炭鉱で出た捨石が積みあがってできたズリ山があります。

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駅舎は交流センターが併設された立派なものです。駅には委託のきっぷ売り場があり、朝7時から開いているものの、ご当地入場券の販売は8時半からの対応とのことでした。朝ラッシュを避けてということだったのでしょうか。

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根室本線の滝川~富良野の区間は本数が少なく、比較的利用の多い朝と夕方に本数が集中しているため、下りに至っては日中約6時間列車が来ない時間があります。列車がある早朝や夜間はご当地入場券が購入できないため、路線バスを組み合わせないと購入が難しい駅でした。

ホームに出て、富良野行きの列車を待ちます。1960年度には貨物発送量日本一を誇りましたが、今は1両や2両のワンマン列車が発着するローカル駅で、往時の面影はありません。富良野行きの普通列車は、滝川行きの快速列車と交換し、富良野へ向かいます。

赤平 9:58→(普通東鹿越行き)→富良野 10:48

富良野駅に戻ってきました。駅前のバス乗り場から旭川に向かうバスに乗ります。ここから、富良野から旭川までを結ぶ富良野線の各駅をめぐっていきます。

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