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チバユウシ独占インタビュー高校偏①

「高校の事なー!あんま話したくないような、、、いや話したい気持ちもあるけど、、、」

開口一番なんなんですか!笑

「いや、今日それでしょ?まぁ覚えてる限りで話すけど」

先に聞くと3年通してどんな印象ですか?

「一言で?」

一言で、できれば



~目付き悪い坊主でメガネのガリガリ小僧がさ~


「んー、、、、、、、物足りない?かな?」

物足りない?
普通高校生活って充実しますよね?

「だと思う。けど俺は違ったなー」

友達いなかったんですか?

「おったわ!笑 おったけど、うん、なんか充実ではなかったかな。結論から言うと中学の楽しさを引きずり過ぎたんだよ。面白過ぎた」

地元最高みたいな?

「ていうのも当時あったし、色んな期待して高校入学するやん?ベタに恋愛とか、部活とか、いわゆる青春を期待して。けど、持ち前の人見知りと目付きの悪さで1ヶ月一人で弁当食ってて」

1ヶ月一人で!?

「そう!なんなら同じ中学から友達も入ってたけどクラス違って、話しかけられるの待ってたら誰も話しかけてこないっていう」

話しかけるなオーラ出てたんですかね?
今と変わってないじゃないですか笑

「今リハビリ中なんだよ笑 当時を反省しとるからな一応は笑」

そうは見えませんよ笑

「いや本当に、ひどかったもん自分。痛いと思うよ?目付き悪い坊主でメガネのガリガリ小僧がさ」

坊主だったんですか!?

「そう!中学卒業の時に記念で頭丸めようみたいになって、何人かやって、そのまま高校入るの忘れてて、うん、あれはかなり失敗だったな。で当時は今みたいにオシャレ坊主ってジャンルないのよ、ただの芋野郎になっちゃうのよ」

なるほど、それは友達作りにくいですね

「だから、印象としては今で言うド陰キャみたいな感じだと思うよ」

それ想像つかないです
中学までと全然違うんですか?

「一応バスケ部でキャプテンやったりとか、友達もたくさんおったし、キャッキャしてたからな。クラスの中心とまではいかんけど、1.5軍みたいな」

それが高校では

「5軍だよね、一人弁当だもん笑」

部活はなかったんですか?

「1年生は1ヶ月くらいなかった!で、これはいかん!と思って勇気だして話しかけたんよ、あれはけっこうターニングポイント」

凄いじゃないですか!

「これは俺の人生で誉めたい瞬間ベスト10に入るね。なんか体育館移動する時に出席番号一個前の奴、こいつもあんまりキャッキャしてなかったから」

なんて声かけたんですか?

「あれだったら弁当一緒に食わん?って笑」

うわー!ストレート!
あれだったらって笑

「それしかないもん!用事が!笑 で、弁当食いながら会話してみたらそいつがめちゃくちゃ面白くて」

あ、大事なキーワード出ましたね!

「クラスの真ん中ではしゃぐやつより隅っこで暗いやつの方が面白い世界観ある的な、そのパターンで」

チバさんの大好物じゃないですか!

「そう!で、これは当たりだ!と思って、そっから二人でよく喋ってて、そのくらいに部活も始まるんよ」

ついに!

「バスケはさ、プレイで仲間を作るというか」

かっこよく言ってます?

「そうなっちゃうけど!本当にそうだから笑 上手にできれば自然と会話になるし、それこそどこ中なの?みたいな」

できる1年が入ってきたって感じだったんですか?

「や、そこまでじゃないけど、1年の中でもできる側の一人にはなったと思うよ」

さすがキャプテン!

「で、ここに久野がおんのよ。最初の相方の」

同じクラスなんですね!

「そう、で部活一緒だから久野も一緒に弁当食うようになって、そのタイミングで野外学習みたいなのあるから、それも出席番号で同じ班で」

そっからは徐々に?

「喋る仲間はできた!って感じ、とりあえずぼっち脱出!」

おめでとうございます

「けど全員と仲良しでもなくて、なんか全然面白くないな、ってやつが人気者だったりして、それがまた拗らせを強くするんだけど」

当時からチバさんは面白い=正義なんですか?

「は、あったかな。贔屓目無しで見ても地元の奴のが面白い!って思ったし、これ大人になって思い返してもやっぱそこは変わらんもん。面白さレベルは。というか面白さを大事にしてないよね、普通の愛知県民は笑」

そもそもそんな競技はやってないと笑

「かっこいい、おしゃれ、ここが大事やん?普通はさ。蟹江がおかしいんだって、たぶん」

特殊な地域って印象はあります笑
一旦そこは置いといて高校の話に戻りましょう。

「で、途中からはまぁ髪も伸びて本来の自分を出すんだけど、高校からの知り合いは高校デビューって思ったみたいね」

坊主だったくせに、みたいな?

「しかも友達おらんかっただろみたいな笑 で、説明して、中学の卒業アルバム見せて、みたいな」

謎の釈明期が笑

「このくらいからは部活でも先輩にもかわいがってもらえたし、クラスでもそこそこ楽しくやってたし、けどなんだかなぁみたいな満たされなさは感じとったなぁ、、、」

なにが不満だったんですかね?

「たぶん、周りの目をめちゃくちゃ気にする年やん?けど思ったように評価されてないな、うまいこと理想の高校生になれてないな、って思ってたと思う」

理想の、とは?

「彼女もできんし、おしゃれもできんし、バイトさせてもらえんからお金もないしさ、それ全部バスケで発散してて部活しに行ってただけの感覚だな」

理想と現実のギャップが凄かったんですね
ちなみにその頃お笑いは?

「あ、見てた!だから余計に見てたかも。ガンガンハマっていったと言うか、うちの地域三重テレビが入って、それだと関西の番組もちょこっと見れたから、それでbaseよしもとの若手、今もう凄い人だらけだけど、そういうの見てたよ」

周りに見てる人いました?

「おらんね笑 別にお笑いって重要な文化じゃなかったから笑 だからお笑い好きとかも口外してなかったな」

密かな趣味ですね

「もう芸人やるのは決めてたけどね」

そうなんですか!?

「小学校からぼんやりとそれはあったから、とりあえず漫才がしたいって思って」


~昨日COWCOW見た?って言っても伝わらんかったもん~
に続く













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