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【将棋】竜王戦挑決3番勝負、伊藤匠六段が永瀬拓矢王座に先勝!!熱い!!

まとめサイトみたいな記事タイトルになりましたがただの日記です。


竜王戦挑戦者決定戦3番勝負 伊藤匠六段vs永瀬拓矢王座

本日は将棋のタイトル戦「竜王戦」の挑戦者決定戦の初戦が行われていました。
対戦カードは現在藤井聡太七冠以外で唯一タイトルを保持している永瀬拓矢王座(30歳)と、2020年にプロ入りし早くも挑戦者決定戦という大舞台に勝ち上がってきた若き先鋭伊藤匠六段(20歳)。

伊藤匠六段はなんと藤井聡太七冠と同い年で、現在のプロ棋士の中でも2番目の若さ(1番は18歳の藤本渚四段)ということで、この挑決3番勝負であと1回勝つことができれば同い年対決が見られるという激アツな展開となりました。
ちなみに実現すれば藤井聡太七冠は21歳で伊藤匠六段は20歳のタイトル戦となるわけですが、これは将棋界歴代で最年少の組み合わせとなるみたいです。うーん熱い!

また20歳でのタイトル挑戦という記録自体も、
藤井聡太七冠が規格外なだけで歴代でもめちゃくちゃ早いレベルなので、今後の伊藤匠六段の活躍にも期待していきたいですね。

着々と垣間見えてきた藤井聡太世代

藤井聡太七冠がプロ入りして早7年、余りにもトップへ上り詰めるのが早すぎて「羽生世代は羽生さん以外にも色んな強者がいて切磋琢磨していたが、藤井世代は藤井一人だ」なんて声もよく言われていましたが、
そら20歳でタイトル16期取る化け物に同世代で簡単に追いつく人が出てくるわけなかろうよ…。

でもここに来て遂に同世代、そして下の世代から頭角を現す人が出てきて「将棋界熱くなってきたな…!」と自分は思います。
伊藤匠六段を筆頭に藤本渚四段、高田明浩四段、そして現在14歳という若さで四段昇級候補の山下数毅三段…
これからも色んな若き才能が「打倒藤井七冠」という構図で挑んでいくのを見れるのが私は楽しみです。

それはそれとして永瀬王座も頑張ってほしい

永瀬王座好きなんですよね…。
この方は「超努力型」の棋士で、「自分には歴代のトップ棋士の方々のような将棋の才能は無い」と認めつつも、尋常ではない研究量でトップ棋士に上り詰めてタイトルを掴み続けている方で、
棋風からもそういう「ド根性」さが見えてめちゃくちゃ好きなんですよ。

だから伊藤匠六段と藤井七冠のタイトル戦見てえ~!と思いつつも
永瀬王座にはまだ負けてほしくねえ~!という気持ちが混在しています。

とにもかくにもこの竜王戦、決着がどうなるか非常に楽しみです。

「誰にも負けない努力をする」ということ

将棋を観ていて感じるのが、
「誰にも負けない努力が素晴らしい結果をもたらす」という
稲盛経営哲学の一節です。

将棋という仕事に惚れ込んで夢中になって、人並み以上に努力をする。
永瀬王座は「自分には才能が無い」と言っていましたが、
彼の「将棋に惚れ込む才能」はそれこそ藤井七冠に差し迫るぐらいの素晴らしいものを持っていると自分は感じます。
だからこそ努力を努力と思わないぐらい将棋に没頭することができて、タイトル獲得という将棋界最高クラスの素晴らしい結果を手にすることができたんじゃないかなと。

自分は動画を作るのは好きだけれども、
まだまだ仕事に没頭できるぐらい惚れ込むことができていないなと感じるので、もっともっと仕事の好きなところを探して、惚れ込んで彼らのように夢中で努力ができるようになりたいなと思います。

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