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流行に見せるために同業他社も紹介する

新聞記者やディレクターが
企画をするためには
“理由”が必要です

「流行っている」
ということであれば、
“流行っている”事柄について、
理由を見つけなければいけません。

新聞やテレビの企画コーナーの
理由を入れるテクニックのひとつとして
「同業他社を複数あつかう」ことをします。

同業他社が“流行っている”という
コメントや数字的裏付けがあれば、
『流行・トレンド』としてあつかえるのです。

どういうことかというと、
たとえば…

「お茶が流行っている」としたら、
お茶に関わりのある店とか会社を
複数あつかうということです。

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最近見たテレビの例を挙げると…。

札幌の老舗の日本茶専門店。
人気なのが抹茶のアイス。

この店では
アイスを頼むとサービスとして
日本茶をいれてくれます。

この一緒に出される日本茶に魅力を感じ
急須と茶葉を買っていく若者や外国人が
増えているというのです。

さらに、ススキノでは
日本茶を使ったメニューを
提供する居酒屋が人気です。

こちらで人気なのが
●大つぼ鯛 姿焼き茶葉風味。

鯛の干物を緑茶の茶葉と真空調理し、
お茶の風味を加えたものです。

他にも
●日本茶で煮込んだ豚の角煮。
●お茶と一緒に炊き上げた土鍋飯

など、日本茶を使った料理がウリです。

お茶を使ったメニューは料理だけではありません。


一番人気が
茶せんで、たてた抹茶に生ビールを合わせた
『抹茶ビール』。

『茶葉を漬け込んだ焼酎の水割りも』人気なのだとか。

ほうじ茶や玄米茶、抹茶など
さまざまな種類があり、お茶の香りや味わいが楽しめるそうです。

またお茶の香りを楽しんでもらうため
焼酎はワイングラスで提供。
ワインのようにお茶の香りを楽しんでもらうための
工夫だそうです。

日本茶ブームもあって客足も好調だといいます。

また、旭川にある日本茶専門店での人気は
日本茶の定額サービス。

専用のボトルと
1080円で購入できるパスポートを持っていくと
30日間14種類のお茶が飲み放題になるのです。

もちろん1日何回飲んでもOK。
パスポートはいわば、お茶の定期券。

このお店では
年間4万3000回利用されているといいます。
お茶をいれる様子が見られるのも人気の理由だそうです。

1軒目では、「若者や外国人が増えている」
2軒目の居酒屋では「お酒や料理に使って、客足が増えている」
3軒目ではお茶の定額サービスが「年間4万3000件利用されている。

と、3件目に数字で多さを表して
流行している理由を強調しています。

このように、メディアに売り込むためには
自社だけでなく、同業他社の傾向が入ったほうが
“流行っている”理由になることはおわかりだと思います。

中継の場合、
移動の関係で1店舗しかあつかえませんが、
メディアに売り込む場合には
同様に他社の情報も入れたほうが
取材担当者の目に留まる可能性も高いでしょう。


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