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一泊2日【スリランカの旅】#3 アーユルベーダ体験

Athreya Ayurvededa Ashram

(アスレヤ アーユルヴェーダ)

クウェートからアブダビ経由で数時間(ちなみに今回利用しましたエティハド航空に日本人は勿論いなく、ほぼ全員スリランカ人?と思わせる程、彼らはみ〜んな友達\( ˆoˆ )/みたいな雰囲気で眠る人いないの?と聞きたくなるくらい、ずーっとにこやかに話し続けており)、私達夫婦は一睡もできませんでした。
旅慣れた息子以外は…。
まぁ、明るく話好きで親しみやすいそんな国民性、私は好きですよ。

さて、空間到着後途中激しい雨にも打たれながら2時間程タクシーを走らせ、昼食をとり、ダンブッラ石窟寺院も行き、
さぁ、ホテルで日本から出発前に予約していたアーユルベーダ風スパだぁ〜🤭
と楽しみにしていると

この近くにアーユルベーダ施設があるよとドライバーのLahiruさんが提案😍

全員睡眠不足とここまでの旅行の疲れがピークだったのでナイス👍なタイミング!
しかもホテルより断然安いし、3人なら値段交渉もしてごらん、と。

普段はいくら誘っても
『俺はいいや、やらない。』と言う旦那さんも、好奇心は私譲りの息子も

せっかくスリランカにきたの
だから

と、シギリヤ近くの施設で家族3人

アーユルベーダ 体験

をする事になりました。

⭐️豆知識

アーユルヴェーダ

とは、サンスクリット語のアーユス(Ayus/生命)とヴェーダ(Vada/科学)を組み合わせた言葉で、直訳すれば『生命科学』のことらしい。
その歴史は古く、5000年前にインド・スリランカ発祥の伝統医療、との事。
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本来は長期滞在して食事から睡眠サイクルなど身体全体にまつわる全てを見直し、じっくりやるようですが

こちらは地元の人も普通に気楽に来るらしい。
また私達みたいに短期観光で時間が限られている者が気軽に体験できるような施設になっています。

案内された施設は茅葺き屋根と木でできた小さな小屋がいくつかあり、ちっちゃな村に入った感覚でワクワクとドキドキがとまらない。

緑いっぱいの中に優しい光がともり癒される空間!
こちらがドクターのいる受付
どこか身体の不調がないか、など
ドクターの問診を受けて
脈をはかり、紙を渡される

その後は靴を脱ぎスマホなど貴重品は全てロッカーに入れないといけないので残念ながら写真はとれず、全体の流れだけ簡単にご説明します。

施設内は裸足で、木の廊下を案内に従って歩き、まずは3人別々の部屋に行き、パンツ1枚、バスタオルを身体に巻きつけ、脱いだ服はカゴ🧺にいれ、別の部屋に移動。

驚いたのは、この部屋2人1組らしく椅子が2台向き合って置かれている。

そして、なんとそこには同じバスタオル一枚、腰巻き姿の旦那さん!

ぎょ‼️

この姿で膝突き合わせて座るの?

旦那さんと息子でペアにしてよ!と言いたいところでしたが無論言えず、

それぞれの施術者が椅子の後ろに立ちなんとも言えない雰囲気の中、
例の紙を渡していよいよ始まる。

椅子に座り、頭の上から温かいオイルを垂らされ、頭皮マッサージが始まると、周りに誰がいようと、たとえタオルがペラっと落ちたとしても、どおって事ないという開放的な気持ちになっていく。

目を瞑り、髪はひっぱられる感じだがその刺激も程よくすっきりとし、あまりの気持ちよさで頭の中真っ白になっていく。何も考えられない。

トントンと肩を叩かれて、はっと我に返ると、今度は部屋の真ん中でカーテンが引かれて、旦那さんとは別々に
それぞれのベットにうつ伏せになり、今度は背中からフルボディのオイルマッサージ。

正直リラックスしすぎて、寝てしまったようであまり覚えていない。隣からグォ〜グォ〜聞こえていたイビキも、遠のいていったので自分ももしかしたら、、、💦
全身の疲れが解けていく感覚。

そして次は仰向けになった。
温かいオイルを額に流しながら受けた極上のヘッドマッサージ。

これがあの有名な
『シロダーラ』か!

脳のマッサージと言われるようで
今までエステなどで体験した事のない緩やかで優しく心地よい時間が流れた。

トントンと叩かれ今度は部屋の外に出て縁側のような廊下を歩いていくと一度母家から降り離れに行くよう案内される。

石から石へと裸足のまま渡り小さな木造小屋に着いた。

ドアを開けると枝付きの葉っぱ🌿が床いっぱいに敷き詰められたサウナだった。

そこにはバスタオル一枚腰巻き姿の旦那さんと汗だくの息子がいた。

ぎょ!

この小さな小屋の中で家族3人。
バスタオル姿で膝を突き合わせ
サウナにはいる。

なかなか経験できる事ではない、と腹を括ることにした。

息子は若者のくせにサウナ慣れしておらず、数分で顔が真っ白になり倒れそうになっていたので、一旦外に出て水を飲むように促した。

彼は2回ほど出たり入ったりしていたが倒れても意味ないのでここは無理しない方がよい。

私は毎日のホットヨガ通いが役に立ち、かなり長い時間頑張ったと思うが(20〜30分位に感じた)
流石にもういいかなというくらいで終了。

この後、それぞれ広いシャワー室に行き、全て洗い流し、自分の脱いだ服に着替えた。

髪は油分が少し残っているような感触でしたが私はあまり気になりませんでした。
が、個人差があるかもしれません。

ハーブティーをいただく

最後に通されたお部屋で温かいハーブティーをいただき、お土産にSoapをいただきました。

サンダルウッド(Suduhandun)、野生のウコン(Kasthurikaha)、カルンバウッド(Venivel)、ベチベリア(Sevendara)、サウスレア(Suwandakottan)を使用し、
古くから伝わるアーユルヴェーダの処方で製造された
チャンダナレパ・アーユルヴェーダ・ソープ


結論

こちらの施設、
長期滞在の本格的なコースもあるのかわかりませんが、
いかにも観光客向きね、という感じはなく、やりたかったシロダーラなどもでき、とにかく人も少なく、わさわさしていない。

小雨が降っていた事もあり、葉っぱが雫でキラキラして静かでゆ〜ったりとした空間で心も身体も脳みそも、癒され素敵な時間を過ごせました。

ホテルで高い料金を払い、アーユルベーダ風マッサージ受けるより、断然良かったので家族皆でお薦めします。

#4に続きます
次はいよいよ、

ヘリタリス、カンダラマホテルへ

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