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喫茶店にて

その人の日頃からの思考が、癖が、その人を若々しくもさせるし、老けさせもするという話を聞いた。

生まれてからの経年数なんて、全く関係ない。

自分はどうだろうか、と顧みる。
「自分の思考癖」に気づこうとする意識が動き始める。




日々が過ぎていくのが本当に早い。

今週は毎日、喫茶店にいた。
そして、喫茶店を開いていた。


開店スケジュールの告知をしなくなった。
だけど、一人のお客さんも来ないという日は、今のところない。

知っている人も、はじめましての人も。
誰かしらが喫茶店を訪れる。

とにかく少しでも多く、長く、喫茶店を開いておくことに、今は意味がある。そんな気がしている。


外へ外へと、開く夏から
内へ内へと、向かう秋へ。

季節が移りました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。


誠に勝手ながら
今月からしばらく 喫茶ラムピリカは
告知をせずに 開店させていただきます。


もしも偶然
開いている時にお越しいただきましたら

心ゆくまで喫茶の時間をお愉しみください。



もし開いていなかったら、
その時は、ごめんなさい、ですが・・

海に足を浸しにいく時間
川沿いを散歩する時間
神社に参拝する時間
駅のホームで最初にきた電車に乗ってみる時間
気が向いた駅で降りてみる時間・・・

など

ぽかりと空いた、生産性のない
”余白時間”をたのしむ、愛おしむ
というのはいかがでしょう?




Timeless moment with a cup of coffee.

- Cafe Lampilica -




✴︎ すでにお休みが決まっている日
 10/22.28.29.30


✴︎ 赤ちゃん連れの方・遠方から来られる方へ。
開店しているかどうかの確認のために
 店主まで気兼ねなくご連絡ください。




***



私事になりますが
先週、店主がとても尊敬する
大好きな友人が逝去しました。

友人は、新潟で
本当にたくさんの方に愛されている
素晴らしいカフェの店長をしていました。

カフェも、友人本人も
たくさんの方にとっての心の拠り所になっていたことは
疑いの余地がありません。


うまく説明できないのですが
友人のことを想うとき

今は自分の喫茶店を、少しでも長い時間
開いておきたいと考えました。


喫茶店を訪れる全ての方にとって
祈りある豊かな時間となりましたら幸いです。



店主


喫茶店に毎日いて、ぽつ、ぽつとお客さんが訪れて
それ以外の時間が暇かと言われると、案外忙しい。

毎日、何かしらの仕事がある。

むしろ、その日のタスクが終わらなくて、次の日、また次の日へと先延ばしにされる仕事が多々ある。

焦らずに一つ、また一つと仕事をこなしていると、日常を、手作業を、重ねている実感に、安心する。

やりたいことがあるというのは、仕事を生み出し続けることができるというのは、案外いいことなんだなと感じる。



大好きだった友人の死で、一度立ち止まらざるを得なくなった。
彼女の存在が大きかった分、生きることへの態度を問われる。


健やかにありたい。
たくさん笑って暮らしていたい。
仕事の一つ一つを、丁寧に。
言葉の一つ一つを、丁寧に。
選択の一つ一つを、丁寧に。
安心感の中で
大好きな人の温もりに包まれていたい。

そして私の大切な人たちも、みんなみんな
幸せであってほしい。




見るより先に、鼻で気づく。
金木犀があちこちで咲いていますね。

久しぶりに寒川神社を参拝。

お力いただきまして
これから喫茶店です。

最高の秋晴れ。


人生は続きます。
お楽しみはますます、これから。

歩みを進めていきましょうぞ。

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