幸運

最近、猛烈にはじめたくなって、はじめたことの一つ。

それは、喫茶店を、無告知で、ふわっと開けること。

しれっと、あけておくこと。

今日は、私が喫茶店で作業をしている、午後のほんの２時間ほど。

しれっと、「open now」の表示を喫茶店の外に下げておいた。

そういうことができる準備が整ってきた。

まだ万端ではないのだけど、

もう少しでも、一刻でも早く、はじめたくて。

もう開いてしまうことにした。

まるで、全くの新しい喫茶店をはじめたような心地だ。

とても嬉しい。

偶然にも、幸運にも、

前を通りかかった誰かが、

「お、こんなところに喫茶店が」

ふわりと入ってこられたらいい。

私はゆっくり、本でも読みながら、昼寝でもしながら

誰かの到来を待っている。

美味しい珈琲を淹れますよ。

静かな時間を、同じ空間でそれぞれに、たのしみましょう。