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球春到来!〜野球語り〜

2021年2月1日。

いよいよプロ野球のキャンプインが始まり、シーズン開幕へ向けてプロ野球選手はキャンプインの日を迎えたわけです。

ちょうど1年前は私もキャンプに合わせて旅行の予定を企画し、野球仲間と共に贔屓チームの勝利を願って既にコロナの心配は出始めていたものの今のような世の中になっていること、まして2020年シーズンの開幕延期など予想だにせぬ状況で現地を訪れていました。

こちらは2020年の写真。

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通常であれば今年の今頃は贔屓チームのキャンプを観に行っていたであろうその熱い想いを込めてnoteを投稿したいと思います。

1.応援しているチーム

私の贔屓球団は「東北楽天ゴールデンイーグルス」です。この話をすると「東北出身なの~?」と問われる機会が多いのですが出身は関東圏です。

大学を卒業後、総合職として新卒で入社した会社で「仙台支店配属を命ずる」と言われ仙台で長く暮らしていたことが一つのきっかけです。2007年の話となります。

まだ、新設球団の立ち位置であった楽天イーグルスでしたが現地に行くと「地元の方に愛されている球団」であることを肌で感じました。

当時としては野球は甲子園を観る専門で特定の推し球団もなかった私でしたが徐々に楽天イーグルスが大好きになっていきます。

2008年ごろから球場(ホーム試合のみですが)に足を運ぶようになりました。当時としては、仕事上の接待の一環であったり、現地での話題作りみたいな部分も正直言うとありました。そういうライト層でも気軽に球場に足を運びやすい雰囲気があるそんな球場だと私は思っています。

そして、より私のイーグルス熱が高くなったのは、楽天イーグルスファンでなくても野球ファンの方であれば印象に残ったであろう、2011年当時選手会長であった嶋基宏選手(現:東京ヤクルトスワローズ)のあの言葉でした。

「見せましょう、野球の底力を。見せましょう、野球選手の底力を。見せましょう、野球ファンの底力を」

2011年当時私も仙台市内に住んでいました。嶋選手のこの言葉から、その重み・想い・気持ち・・・。

とにかく言語化することが難しい色々な思いを感じ取りました。そして私と同世代の嶋選手が、なんて言葉を発したらいいかも迷いそうな状況でこの言葉が出てくること、楽天イーグルスを応援することで少しづつ元気になっていく自分を感じ、自他ともに認める「ガチ楽天ファン」の1名が誕生したわけです。

今季、田中将大投手が日本・そして楽天イーグルスに戻ってくる!というニュース。その際に取り上げられる2013年の優勝シーン。

今季の楽天イーグルスにはワクワクする要素がいっぱい。いまから本当に楽しみです。


2.ビジター民として応援する楽しさ

2015年に転職をしたことをきっかけに仙台を離れることになりました。それまで「気軽に行ける野球場」であったはずの野球から遠のいてしまった寂しさがありました。

しかし、離れてみて気がついたことは「こちらから情報を取りにいかないと誰も楽天イーグルスのことを教えてくれない」という点です。。

仙台に住んでいると夕方のニュースで特集があったり等こちらが意識しなくてもある程度情報はすぐ手に入るんですがこちらから情報を取りにいかないといけなかったんですよね。

そして「ビジター応援席」の存在。元々ホーム試合でも外野で観戦したことがなかったので最初は応援団がいるビジター外野席で観戦するのはとても勇気がいりましたが、圧倒的少人数だからこそ贔屓のチームの為に燃える熱い何かがありビジター民になってからの方がより熱心さは増したような気がしています。

コロナ禍で私設応援団の活動も制限されていたり、応援歌を歌えなかったり昨シーズンは寂しい気持ちもありましたが、コロナ禍でも有観客試合が始まった時にはこみ上げるものがありました。

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3.私の推し選手について

さて、そんな私が推している選手は即答!

楽天イーグルス 背番号35 島内宏明外野手 である!!

今回のオフに、国内FA権を取得しその動向は気になっていた方もいらっしゃるかもしれないがメディア上では「何も情報なし!!」でした。

よくあるFA権を行使するとも、残留するとも、他球団の話も聞いてみたいとも・・・とにかく何もなかった。

契約更改の話が出る前、島内選手を推しとして追っている私の当時の見解としては「金銭どうこうではなく長く野球が続けられる環境を選ぶと思うよ」と、野球仲間や野球好きの職場の同僚から問われたら答えていた。

そして、4年の長期契約を結ぶ運びとなったというわけでニュースが出たのは記憶に新しい。

この球団からの評価がファンとして本当にうれしかった。

キャンプ見学に行くようになって気がついたことがあった。

私がキャンプに行った日はかなり遅くまでバットを振りこんでいた。(日によるかもしれないが)若手の選手で遅くまで残っている選手は多いが、チームの主力選手で薄暗くなるまでバットを振り込んでいる姿はとても印象的だったから。

島内選手については最近は、打った後のインタビュー談話のコメントが面白いと話題になっている。

いちファンとして、打った後は早くコメントをはよ!!となっている昨今である。また個人的にこのコメントがおもしろいと前から思っていたのできちんと拾っていただける報道陣の方には感謝している。

また、たまにSNSを主体としてではあるが島内さんのパルプンテと言われることがある。これは島内選手を追い続けて試合展開を観ていくとたまに「え!?嘘じゃろ!!」と思うよくわからないけど奇跡的な展開がたまに起こると騒がれる。これに関しては「野球は幕切れまでわからない」という点、野球の面白さだと思っていて、その面白さがよく島内選手の中心に起こるのだ。

そこも島内選手を追っていて面白い点の一つであると思っている。

その他、「バットをサウナへ」が話題となったが商売道具である自分自身のバットへのこだわりにも感服である。

なぜ島内宏明選手が好きかとよく問われる機会がある。

その時にはこう答えている。

「走ってもよし、守ってもよし、選球眼の良さ、打ってほしい場面で打ってくれるところ、向上心の高さ、そして野球に対する姿勢が好き。」

そして私は野球場で観戦している時、打席に向かう時に一瞬映し出されるモニターを見て「今日めっちゃいけてる!男前やー、かっこいいから打つぜ~!」と私がいい、仲間からは「なーに言ってんだよ~」なんて言われつつも盛り上がる。

誠に勝手ながらモニターでお見受けする際に凛々しく映る際には高確率で良い一打を放つ(と思っている)のだ。

・・・・そんなごくごく当たり前だった日常の野球観戦が懐かしい。

そんな本日は例年、楽天ファンが楽しみにしている島内宏明選手の誕生日2月2日をキャンプで祝うの儀。

31歳の今シーズンのご活躍を心から楽しみにしています。


今は静かに心の中で応援だけど、昨日で球春到来!

そして無事開幕できることを願って。



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