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切支丹考察
平戸島、生月島の取材をしていた時に、籠手田の時代のことを考察している、解散後のカクレキリシタンの方から、案内を受けていた。
唯一、旧切支丹信仰が残っている、平戸ではあるけれど、平戸の信仰については、本当に独自の日本的な信仰で、カトリックとはかけ離れているものがる。一般的には、先祖からの信仰心があるけれど、平戸生月は違う。
しかし、御前様を守る信仰は、守られている。今でも。そのことに深い関心を抱いて、またその信仰とする神様も今でも残されているとうことで取材を進めていた。
自然信仰というか、本当にカトリックからは離れているけれど、オラショや信仰が受け継がれている。という独特な信仰心は、恐らく現代にとっては大事なことであると私は考える。というのも、純粋に、神様を守るため、その地域の自然信仰を守るためのものであるから、決して閉ざされたものではないのではないかと思う。と思うのも、平戸島、生月島は本当に変わりない自然が残されているから、それが重要なのでは?と感じた。
最初のキリシタン信仰が、日本に伝わったこと、その原風景、その精神は今でもこの地に残されていると感じたので、今後も引き続き発表や対話ができればと思う場所であった。
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