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千明の神様日記 〜突然石がやってきて、混乱の渦に突入した話②〜

だいぶん前に綴った
このブログ。
突然にベッドの上に
石がやってきた、という
お話。

この後
この石が発端となって
わたしは
人生で初めての感覚の、
謎の迷子になりました🌀
 
どどっコアな内容なので
すごい伝わりにくい話ですが
大事な勉強の一つとして
綴っておきたいと思います✏️
 
 
 
***
 
 
 
実は
マンクーさんに
石を見てもらった時、
もうひとつ
あることを言われた。
 
 
「あなたは
 神様と強く繋がっている。
 その力を
 人に分け与えていくという
 特別な使命があるので、
 サラスワティ・ムミンタンという
 神様の勉強をするための
 儀式をしなくてはならない。
 バリ人のために
 マンクーやシャーマンに
 なるわけではなく、
 日本で
 シャーマンをする役目を
 持っている。
 バリ島でこれだけ
 しっかりと勉強をしていて
 その上、石まで
 授けられている。
 この儀式をして
 きちんと整理整頓をして
 日本に帰る必要がある」
 
 
それを聞いた時の
わたしの率直な感想は
 
 
「まぁ、
 そりゃそうだよな。
 日本の皆様の
 なにかお役に立てるよう
 シャーマン修行してるしなぁ。
 …ようやく
 マンクーさんと繋がれて
 正しい安全な道で
 勉強ができることに
 ホッとする…!
 儀式をしっかりやってもらって
 真摯に取り組んでいこう。
 ようやくスタート地点だなぁ」
 
 
そこに至るまで
わたしは、
現地語しか話せない
バリアン(バリ人のシャーマン)と
神様の勉強や
修行をしてきた。
彼らは
それぞれのきっかけで
エネルギーを得て、
独学で勉強し
人の病気を治したり
ブラックマジックを解いたりという
役目を果たしている方々。
 
しかし、
彼らとの修行には
たくさんの疑問や
違和感もあったのが
実際のところだ。
(この辺りはまた
 おいおい綴ります)
 
年に数回だけ、など
整えるような感覚で
現地シャーマンの元に
修行に行くのだったら
良きバランスで
勉強できたのだろうけれど、
わたしはガッツリ
短期スパンで通って
学んでいっていたため、
人間的な関わりの部分、
スピリチュアルの部分
両方で、いろいろと
感じることがあった。
 
 
実際に、
かなりスレスレの
危険な体験も伴ったため
 

「これは、あかん。
 この道じゃない」
 

と、現地のシャーマンとの修行を
お休みし始めたターンだった。
 
 
マンクーさんになるためには
しっかりと勉強する必要があり
それは、
バリヒンドゥー教
そのものの道の
光でもある。
伝統の
しっかりとした道筋で
儀式をしてもらうことで
ようやく安心して
勉強できる道に行ける、
という感覚があったので
マンクーさんからの
儀式のご提案は
わたしにとって
とてもありがたいものだった。
 
いろんなステップを踏んだ上で
ようやく、
まっすぐな道の
スタートラインに
立てると思ったのだ。

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が、何日か経った後
徹くんに
電話で
この一連の話をした時
こんな風に言われた。
 
 
 
「…千明って
 甘すぎじゃない?
 その儀式が
 どんなものかは
 俺は知らないけれど、
 それってつまり
 ‘契約’っていう事でしょ。
 契約するということは
 何かを得る代わりに、
 何かを捧げるっていう事だよ。
 千明がバリの神様に
 何を捧げるのか
 わからないけれど、
 これから選ぶ
 道が違ってきたら
 俺は、千明とは
 一緒にいれなくなる可能性も
 大いにあるよ」 
 
 
 
『契約』という言葉に
わたしの全身に
緊張が走った。
 
何故なら
一番最初
ジャングルでの
勉強タームの時に
デワアユのところで
より強く神様と繋がるための
修行入りの儀式…
森と海のセレモニーを
したんだけれど
その後、
いろいろな展開があって
全てを海に流すセレモニーを
行っていたからだ。

つまり、それは
これまで現地のシャーマンと
勉強してきた全てを
いったんゼロに戻す、
結んでいた事への
契約破棄ということでもあった。
 
 
「神様だと思っていたら、
 実際には
 よくわからないものと
 知らぬ間に契約を交わして
 大変なことになっていった」
 
 
という話も
バリで勉強している間に
耳にしていた。
わたし自身
いったい、どんな存在と
どんな契約を結んでいたのか
わからないまま、
修行時期を
過ごしていたのだと、
バリに来て
半年くらい経った頃に
ようやく、わかった。
 
そういった流れがあって
『契約』というものに
すごく敏感になっていた。
 
 
 
 
「…えっ?!🤯
 この儀式って
 契約なの…!!
 気づかなかった…」
 
 
「いや、そりゃあ
 そうでしょう。
 千明が千明の人生の中で
 何をして、
 どう生きていきたいかによるけれど
 しっかり考えて
 選ばないといけないよ。
 神様はひとつだろうけど…
 バリの神様のエネルギーは
 半端ない引力じゃん。
 その地で契約を交わすことが
 どう人生を左右するか
 どんな意味を持つのか
 ひとつひとつ、
 考えていったほうがいい」
 
 
ちょうどその時、
徹くんは
ヒミズというものを習っていて
その中で
契約、というものに関しても
いろいろなことを
学んでいたようだった。
 
〈ヒミズについて少し書いている過去ブログ〉

徹くんの
的確なアドバイスが
胸に響いた。
バリ生活において
徹くんは、
いつも冷静に
わたしのことを見つめて
ジャッジをし、
意見をくれた。
判事をしてくれていたというか…
命綱のような存在だったと思う。
 
 
 
***
 
 
 
マンクーさんから
儀式の話を聞いた後から
チャーリー一家、
そして
カデック一家の様子は
おかしくなった。
どこか、よそよそしいのだ。
 
数日後に
こんなことを言われた。
 
 
「…Chi chanが、
 サラスワティムミンタンを
 しなきゃいけないって
 マンクーに言われて
 僕たちは全員、
 すごくショックだったんだ。
 その儀式の意味、わかる?
 ‘聖なる存在’
 に近づく道に入る、
 ってことだよ。
 これまでみたいに
 僕たちは、君のことを
 ‘Chi chan’って呼んで
 仲良くしたり
 できなくなっていくんだよ。
 そしてね、
 外国人で
 神様に選ばれて
 この地で儀式をして
 神の勉強の道に
 入るということは
 とても難しいことだよ。
 みんな、混乱していくんだ。
 自分をうまく保てなくなるくらい
 神様のエネルギーが
 ダイレクトに入ってきて
 人間としての幸せが
 難しくなっていくんだよ。
 僕たちは、
 Chi chanに
 普通に幸せになって欲しいし
 一緒に楽しく
 生活していきたいんだよ…」
 
 
が…ガーーーーーン🤯
バリの人にとって
そんな意味を持つ儀式なの…?!
わたしが考えていたような
まっすぐな道じゃ、
ないの…?!
 
 
その後、
信頼しているバリ人や
バリ文化に詳しい
在住歴の長い先輩方にも
お話を伺ってみた。
 

・お坊さん、もしくは
 シャーマンになるための
 修行入りの最初の儀式である
 
・誰でもできる儀式ではない
(本当に必要で
 選ばれた人しかできない)
 
・儀式をやることで
 身体や心が浄化され
 神様との繋がりが強くなる。
 器が大きくなっていく
 
・神様方に
 勉強の許可を得るための
 意味合いがある


そしてわたしが
何より混乱してしまったのは
 
 
「その儀式をして、
 死んだ人もいるよ。
 神様から
 許可が出なかったんだろうね」
 

 
などの話を
複数件、聞いたからだ。
 
マンクーや
シャーマンになりたくて
ずっと努力して
その儀式をようやく行えた、
という人もいれば
神様から選ばれて
本当は嫌だったけれど
しなければならなくなった方
様々なパターンが
あるようなのだけれど
そのどちらもの話に
死亡例を聞いた。
 
 
神様に選ばれていることを
拒否し、
家族や身内ともども
儀式を拒んでいた結果
突然死してしまった、という話
 
自らが望んだけれど
許可が降りず
儀式の前日に
亡くなったという話…
 
 
バリ島は
スピリチュアルのパワーが
半端ないため
信じられないような出来事が
普通に、起こっていく。
 
わたしは、
バリ島という地のことも
まだまだわかっていなかったし
その文化の中で
自分がどう生きていくかということが
うまく掴めず、
迷子の状態だった。
 
 
更に、マンクーさんから
 
 
「あなたはMelikと言われる
 神様と強く繋がっている
 特別な存在だ」
 
 
と言われた、
その『Melik』を調べると
ビビるような内容が
書いてあった。
 

・Melikとして生まれた場合
 基本的には
 赤ちゃんの頃に
 その能力を封印する
 儀式をする必要がある。
(良いものも悪いものも
 寄ってきやすく
 本人がバランスを保てない場合
 精神病のように混乱したり
 周りの人たちにも
 影響が出るため)
 
・Melikは寿命が短い
(普通の人の比じゃない大きさで
 大いなるものからの
 エネルギーを受け取るため
 身体が持たない)
 

この内容にも
めちゃくちゃ
ショックを受けた。
 
いや、そりゃさ。
別にMelikっていうか
霊能力が強い日本人でも
そりゃ、そうやろ。っていう
内容でもあるけれど…
改めて綴られると
ダメージは、大きかった。
 
 
わたしの直感だと
儀式を受けたら
逆に、守られて
一番安全な道で
勉強をすることができて
いい感じでもある、という
インスピレーションは
来るのだけれど…
 
今、ある意味
アウェーの文化の中にいるから
その直感が果たして
合っているのかは…
わからない。
 
中途半端な気持ちで
儀式をしてはいけないだろう。
迷うくらいなら
しないほうが、いい。
でも…
拒否をしたら、
死んでしまう可能性もある…?!
 
てか、儀式って何?
神様の勉強って、何だっけ?
…なんで日本で
シャーマンするために
バリで儀式するんだっけ?
 
 
「ちーちゃん、
 神様の勉強をするのは
 すごいいいことやし
 ちーちゃんにとって
 必要なことやと思うけれど
 宗教に深く関わるのは
 やめたほうがいいよ。
 だって、わからんやん?!
 神様の勉強と
 宗教は、別よ。
 その儀式は、
 バリヒンドゥーの宗教のものやろ?
 ちーちゃんは
 日本人っちゃけんさ」
 
 
まゆこさんから
こんな言葉をもらった。
それを聞いて
更に、
宗教迷子みたいな
気持ちになった。
 
 
「確かに…
 しゅ…宗教って
 何だっけ?😭
 私全然わかってない…」
 
 
と、頭の中の
ハテナが増えていく。
 
自分のキャパを超えている
未知の、悩み。
頭も心も追いつかない。
儀式をするべきか、
しないべきか…
人生で初めての感覚。
二週間ほど、
本気でお腹が痛かった。
 
 
日本の友人に電話をかけ
話を聞いてもらうも
皆様揃って、
 
 
「…???😳
 ごめん、ちょっと
 その世界観とか、
 意味がわかんなくて…」
 
 
という反応。😂
あっ…この感覚や
今のわたしの悩みって
日本の人には
通じないものなんだ…と
実感する。
 
 
 
ある日突然
石が、やってきたばっかりに…!!😭
まさか、
こんな展開になるなんて…😢
どうすればいいの…
 
 
 
そんな中、
この混乱を通して
わたしにとって、
とても大切なことに
気がついていくのでした。
 
 
 
…つづく。
 
 
 
…いや、これ
超伝わりにくい話だよね?🤣
なるべく簡略化して
書いてるんだけど、
それでも
わかりにくいよね😂!!
 
もうあと2話ほど、
お付き合いくださいませ🙏💐

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(オールオッケー。)


🧡🙌Love catch ver.2🙌🧡
あなたのお話を聞いて
キャッチしたことを
お伝えします💐
未来や過去のあなた
もう会えないあの人
守ってくれている存在
ご先祖様
神様
いろんな方から応援され📣愛されているあなたへ
大切な皆さんからのメッセージをお伝えします🙌
あなただけの輝きが
ますます自由に広がっていくような
祝福の光が降りそそぎますように💐

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