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世界中でつながりたい。アフリカから発信する「Zoomでトークショー」第2回はマサイの長老・神戸俊平先生のナイロビ自宅から!3/22(日)19:30~


皆さん突然ですが、ケニア在住32年の私、オンラインにて「Zoomでトークショー!」を始めることにしました。アフリカ各地に根差して生きている、活動している人々や、キベラスラムの仲間たち、マサイのジャクソンさんや、ドゥルマ民族の仲間たちなど、現地から日本の皆さんへ、そして世界中の仲間たちと繋がる方法として思いつきました。

第一回目は3/20(金)にマサイの青年リーダー、ジャクソン・オレナレイヨセイヨさんと永松真紀さん夫妻と共に、エナイボルクルム村からお届けしました。青空と白い雲、緑の草原が広がる、とてもすがすがしい風景の中、ライオンを7頭倒したことがあるジャクソンさんに聞くマサイの伝統文化、真紀さんがイキイキと語る村での日常生活の様子、夜に集まってくるハイエナの鳴き声、などなど・・・。参加の皆さんから質問をお受けしながらのとても楽しい時間を過ごしました。

第2回目はアフリカ重鎮部ゆるトークで、ナイロビの神戸俊平先生のお宅に永松真紀さんと共におじゃまします。3月22日(日)19:30~(日本時間)です。

 https://haronoya.com/shop/africa-senior-1

神戸先生は私と真紀さんがアフリカの父と尊敬する人です。1971年に日本を出てからずっとアフリカで活動されている獣医師であり、作家、アーティスト、ミュージシャン、旅人、と、何しろこれほどユニークな日本人はアフリカ中探しても右に出る者はいないだろうという人です。その神戸先生のお宅は、お宝でいっぱい。いろいろ見せてもらいながら、いったいなぜアフリカへ、そこで何があったのか。そしてどんな活動をしているの?などなど、いろいろお話を伺いたいと思います。真紀さん、神戸先生、私の三人で神戸邸からお届けします。

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新型コロナウィルスによる影響で、あれよあれよという間に世界は想像もしていなかった状況に陥ってしまいましたね。呆然としている間に世界各国は次々と鎖国状態へ。

私は長年、アフリカ各国で皆さんをご案内したり、日本各地で講演やライブをしたり、テレビ番組や取材・研究のお手伝いをしたりなど、アフリカと日本が繋がる橋渡しをしてきました。
だけどこんな状況になってきて、心を痛めつつ、ただボーゼンとしているのではなく何か新しいことがしたいと思いました。

皆さんがご自宅にいても、アフリカの風を感じたり、新しい知識を得たり、近くに感じ合ったり出来る機会を作りたいと思いました。

そこで、デジタルがアウェーな私だけど挑戦してみようと!
これがうまく行けば、夢は広がる。
今後計画しているのは、
キベラスラムでオギラさん一家を訪問!トークショー。
とか、
リリアンの仕事場訪問!今後の夢を語ってもらう。
とか、
ルワンダのルダシングワ真美ちゃんと語り合う。とか、
アフリカ各地で活躍する皆さんと公開会議!とか、
いろいろ出来るな~、やってみたいな。と思ったのです。

ケニアでは3/15(日)に突然の大統領発表があり、コロナ対策の大決断がされました。
すぐにオギラ先生から電話が入り、リリアンとも話しました。

国が閉鎖する、日常の機能が遮断する、この病気の恐ろしさがヒシヒシと迫ってくる、ということは、キベラスラムでは本当にリアルに生命の危機に直結していて非常に不安な状況です。
もちろんその不安は世界中のどこでも同じことでしょう。
しかし、私たちのキベラスラムでは、世界の一般的な状況とはまたかなり違う複雑な事情があります。

密集して閉鎖空間で生活しなければならない住居事情、適切な医療が身近にない状況、衛生的な水も手に入らず、石鹸すら日常生活で買えないほどの貧困事情。
トイレットペーパーやマスク、手の消毒液が売り切れだと騒いでいるのとは次元の違う不安要素がキベラスラムにはあります。

しかし、だからといって、ここを出てどこに避難すればいいのでしょうか?
大統領令直後のオギラ先生からの電話は、「奥さんと子どもだけでも避難させたい」という必死の訴えでした。だけど、もともと深刻な持病を持つ息子の安全を確保するために、どこに行けばいいのでしょうか。

今年に入ってからずっと、まさかまさかと思っている状況が次々と展開していき、少しでも希望的観測をしたいと思っていたけど、もはや現実を受け止めなければなりません。この問題は簡単には終わらない。自分だけが、自分の国だけが助かればそれでいいという状況ではありません。

私個人としては年に二回の来日講演ツアーも続けていきたい、それは自分が負える限りのリスクは自分で負っての来日です。
だけど実際に、対面で会える機会が減っていくという事実に直面したときに、何か他にももっとやりたいなと思ったのです。

そんな時、4月来日の講演会を東京都府中市で主催してくれている清水さんから、「人が集まって講演会をすることが難しい。しかし別の形ででも行いたいから、Zoomでやってみませんか?」とご提案いただきました。
その時の私は、「Zoomって何ですか?」と質問するくらい、知りませんでした。そうしたら清水さんが教えてくれて、なるほどな、と思ったのでした。(この清水さんが主催してくださるZoomトークイベントは、4/11に行います。この詳細はまた追ってお知らせします。)

そんなことが出来るなら、ぜひ自分でもやってみたいと思い、今回立ち上げることにしました。

第1回目は、エナイボルクルム村からの生中継で、電気もなく、電波も安定してない村なので、一体どういうことになるかわかりませんでしたが、挑戦してみました。たくさんの人々にご参加いただき、とても盛り上がりました!第1回目はテスト的に参加費無料で行い、第2回目は、小さな金額での有料で行ってみます。

これは、今後私たちが、このようにオンラインを利用してトークショーの企画や、情報提供、勉強会、少人数制や一対一などでの対話式の相談室などもやっていこうと思うのですが、その際に、収入の手段にもなるように課金制の土台を用意したいと思うからです。

語り合いたい、伝えたいことは山のようにありますが、まずは慣れないことでも一歩踏み出してみなければ何も始まらない。だからぜひ、繋がっていただけると嬉しいです。

第1回目は、マサイのジャクソンさんと永松真紀さんが暮らす村、エナイボルクルム村におじゃまして、真紀さんは村から、私はナイロビからの二か所からお届けしました。
マサイの村のにおいを皆さんにもかいでもらいたい!(笑) 
映像や声や牛の鳴き声、村の音や、風を感じてもらいたい、という想いでした。大成功だったと思います。たくさんお話したあと、大自然を胸いっぱい深呼吸したような晴れ晴れした気持ちになりました。

ジャクソンさんは10月に久しぶりの来日を予定していて、ジャクソンさん・真紀さん・私、そして途中からはタイコの大西匡哉さんも一緒に楽しい日本全国キャラバンを予定しています。コロナ状況が一日も早く収まり、実現できるといいなと願っています。


皆さん、ストレスたまる状況が続いて気落ちをしていたり、今後の不安が高まったりもしていると思うのですが、世界中で繋がりあって、この地球規模の危機を乗り越えていきましょう。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

早川千晶


★Zoomでトークショー!★

●第2回目・3月22日(日) 19:30~20:10
神戸俊平先生のお宅から生中継!
アフリカ重鎮部ゆるトーク Vol.1
1971年にアフリカへ。獣医師・神戸俊平先生
マサイ第二夫人・永松真紀さん
お話しのナビゲーターはケニア生活32年の早川千晶です。
 https://haronoya.com/shop/africa-senior-1

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ジャクソンプロフィール写真

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