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心と体を癒す簡単薬膳レシピ:秋のセルフケア編



こんにちは、植物療法士のchiakiです。
季節の変わり目である秋は、心身のバランスが乱れやすく、疲れがたまりやすい時期です。

そこで今回は、薬膳の考え方を取り入れた簡単なレシピをご紹介したいと思います。
毎日の食事に少し工夫を加えるだけで、体も心も
ほっこり癒されますよ☺️

薬膳とは?


薬膳は東洋医学に基づき、食材の効能を活かして健康をサポートする食事法です。
旬の食材や体調に合わせた食材を取り入れることで、無理なく体を整えていくことができます。
特に女性のケアには、冷えの改善やストレス緩和に効果的な薬膳が役立ちます。


秋の薬膳ポイント:体を温めて、潤いを補う


秋は乾燥が進み、肌や喉の乾燥、冷えを感じやすくなります。
この時期は、体を温めて潤いを補う食材を積極的に取り入れるのがおすすめです。

日常の食事に無理なく取り入れられるようなレシピですので、よかったら試してみてくださいね。どこに入れる



1. 生姜とクコの実の簡単スープ

材料(2人分
- 生姜(すりおろし): 小さじ1
- クコの実: 大さじ1
- 豆腐: 150g(お好みの大きさに切る)
- 鶏ガラスープの素: 小さじ1
- 水: 400ml
- 塩・胡椒: 適量

作り方
1. 鍋に水と鶏ガラスープの素を入れて火にかけます。
2. 沸騰したら、生姜とクコの実を加えます。
3. 豆腐を入れて、ひと煮立ちさせます。
4. 塩・胡椒で味を整えて完成です。

効能: 生姜で体を温め、クコの実で潤いを補給。
冷えや乾燥が気になるときにおすすめです。


2. ナツメと黒きくらげのデザート風おかゆ

材料(2人分)
- ナツメ(乾燥): 5個
- 黒きくらげ: 5g(戻して食べやすい大きさに切る)
- 白米: 1/2カップ
- 水: 600ml
- 砂糖: 小さじ1(お好みで調整)

作り方
1. 鍋に白米と水を入れて、中火で煮ます。
2. 煮立ったら、ナツメと黒きくらげを加え、弱火にして20分ほど煮込みます。
3. 米が柔らかくなったら砂糖で味を整え、温かいうちにどうぞ。

効能: ナツメは血を補い、黒きくらげは潤いと美肌効果があります。
甘さ控えめで、朝食や軽めのおやつにぴったりです。

3. カボチャと百合根のほっこり煮物

材料(2人分)
- カボチャ: 1/4個(適当な大きさに切る)
- 百合根(乾燥または水煮): 50g
- だし汁: 200ml
- 醤油: 大さじ1
- みりん: 大さじ1

作り方
1. 鍋にだし汁、醤油、みりんを入れ、カボチャと百合根を加えて煮ます。
2. 中火でカボチャが柔らかくなるまで煮込み、味を染み込ませます。
3. ほっこりと温かいうちに召し上がれ。

効能: カボチャはビタミンが豊富で免疫力を高め、百合根は心を落ち着ける作用があります。冷えや疲れが気になる夜におすすめです。

(補足)
百合根は手に入りづらいかもしれません。
そんな時はじゃがいも(1個)でも代用できますよ。

効能: じゃがいもとカボチャの組み合わせで体を温め、胃腸を労わります。秋の疲れを癒し、ほっこりした気持ちになれる優しい一品です。


秋を楽しみながらセルフケアを

薬膳は、特別な材料を使わなくても、普段の食事にちょっとした工夫を加えるだけで実践できます。
秋の疲れを感じたときは、今回ご紹介したレシピをぜひ試してみてくださいね。
日々のケアが、あなたの心と体を元気にしてくれますように🕊️