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転機に気付け!風に乗れ! Vol.14 問題は解決出来る

両親に全てを話したとき、本当に胸の中のモヤモヤがスキッとした。
母は、「なんでもっと早く言わなかったの?とにかく子どものこともあるから、今最善のことをしましょう。」
と、一緒に、今、何をすべきかを考えてくれた。

父は、「保証人になっていないなら、払う義務がない借金だけれど、その家に催促はやってくるから、出来れば引越しが最善。
けれど、まず、すぐに電話番号と鍵を変えれば、催促の電話のストレスから逃れられる。住民票をすぐに実家に移して。そのマンションもウチの会社で買うからすぐに手続きを進めよう。買い手が見つかるまでは、お父さんの名義に変える。まあ、それなら、あそこに住んでいても、大丈夫だろう。それから、籍を抜くための手続きを進めたほうがいい。弁護士に相談しよう。」
と、冷静で、確実なアドバイスとそのための準備を進めてくれた。
そして、わたしは、言われたことをその日のうちに行動に移し、
一週間以内に全てのことの準備を整え、3ヶ月で離婚、
そして子どもの親権も無事に確保した。

相手がいない場合でも、離婚を進められる方法があることを弁護士から教えてもらい、多少時間とお金はかかったけれど、最短で手続きを終えた。

どんなことでも、何か行動に移せば、切り抜けられる。

体験を通して、初めて知ることがある。

そして、ものごとには、HOW TOが必ず存在する。

体験してしまえば、大したことはなく、同じ悩みがある人に出会えば「大丈夫だよ」って言ってあげれる自分になれる。

頭で悶々と考え、自分の中で悩む時間があるなら、そのことを知ってそうな人、なんとかしてくれそうな人に聞けばいい、ただそれだけ。

そして、手を差し伸べてくれる人の手を取って、出口に向かえばいい。
そんなことをたくさん学べた、貴重な、感謝すべき体験の一つだと今は思えている。

問題が起こり、いっぱいいっぱいになって、そのざわついた心をどうしていいのか分からなくなった時、ただ我慢するのではなく、我慢の代わりに出来ることがあると知れた体験だった。
それは、一人で抱えていないで、誰かに相談すること。
そんな簡単そうなことが出来ないから、人は苦しみ続けるのかも知れない。
家族や友だちには相談出来る人がいなくても、この世の中にはプロフェッショナルな相談者が必ずいる。
そして、そこで必要な知識や、自分にはない考え方、方法を教えてもらったり、手助けを受けて、我慢と忍耐の沼から這い上がるハシゴにすればいい。

生きていく中で、たとえ先は真っ暗闇だと思ったとしても、必ず道はある。声を出して、助けを呼んでみよう。
そしたら、必ず、答えてくれる誰かがいるから、そちらに向かって進んでみよう。
そうすればその声の主がきっと手を引っ張ってくれる。

今まで進んできた道があまりに険しく、疲れ果てたなら、立ち止まって周りを見回してみてほしい。
きっとその道の隣に、もしくは、少し先に、もっと歩きやすい道がある。
そして、そこを歩いている誰かの手をとって、新しい道に足を一歩踏み出してみよう。
こんなに、歩きやすくステキな道があったのかと、安心と暖かさに包まれて、走り出したい気持ちになれるかもしれない。

そして、光さす場所に出て笑顔でいられる自分になれたなら、沼にはまって出口の分からない人に手を差し伸べて上げてほしい。
そんな自分になれたなら、あの時に我慢に代わる選択肢をとれた自分に感謝ができる日が来るのだから。





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