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【心理学×仕事②】人を操る根底はミルトンエリクソンに学ぶ

皆さんこんにちは千秋千隼です


ミルトン・モデル

言葉が持つ影響力(言葉そのものと使い方)を武器にする

言葉だけで他者に対する
影響力を持つことができるのが
ミルトン・モデルと呼ばれているNLPの言語スキルです

ミルトン・モデルとは
天才セラピストと呼ばれている
「ミルトン・エリクソン」が使う巧みな言葉の使いを
研究・分析・体系化することで生まれました。

言葉だけで他者の潜在意識に対して
変化を与えることに長け
現在でも心理療法の現場などで使われています。
さらに優れたコミュニケーターや講師
ビジネスパーソンなど
他者に影響力を持つ人ほど
ミルトンモデルのような言葉の使い方を使っています。
そこでこの記事では
ミルトン・モデルについてご紹介します


ミルトンエリクソンについてはこちらを是非

ミルトン・モデルとは?

ミルトン・モデルとは
ミルトン・エリクソンが使っていた
相手の潜在意識にダイレクトに働きかける
言葉の使い方を体系化したものです
例えばセラピーにおいて
クライアントにとって望ましいと思う変化
をもたらすために
セッションを行う場合をイメージしましょう

セラピストの言葉に対して
クライアントの中で心理的な抵抗・反発が起きるとはよくあります。

するとクライアントが望む変化をもたらすことができません。

そこでミルトンモデルを使い
相手の無意識にメッセージを伝えます。
「クライアントが抵抗せずに(意識の抵抗がおこらず)
無意識レベルで同意をしてくれる」
話し方になるため
変化を起こしやすくなります。

このような無意識に対して影響力を持つ言語スキルになるため
セラピーの現場だけでなく
仕事やビジネス
日常のコミュニケーションなどでも効果を発揮するのです

ミルトン・モデルを使用している例


相手が抵抗せずに、無意識に同意してしまう

ことについて、一例を見ていきましょう

例えば、下記のように誰かを褒めたとします

「◯◯さんって、かっこいいね。」

上記のようにダイレクトに伝えたとします

この時、もしも相手が

自分自身を「かっこいい」と思っていない場合

どうなるでしょうか?

多くの場合

「そんなことないです」「いえいえ」など

否定・拒絶・抵抗が生まれることが

イメージできるのではないでしょうか?

そこでミルトン・モデルを使うと以下のようになります。

「部長が、◯◯さんのことを格好いいと言っていたよ」

目の前にいない「部長」の言葉として

メッセージを伝えることで

相手は否定することができず

「そうなんだぁ」と抵抗なく聞いてくれます。

なぜなら人は

基本的に目の前にいない人の話に

NOが言えないからです。

つまり心理的な抵抗が生まれにくいのです。

これはミルトンモデルの引用という言葉の使い方になります。

あるいは、誰かに頼み事をする時をイメージしましょう。

以下のように直接的な言葉でお願いするよりも、

「◯◯をして下さい」

以下のように頼む方が

相手が動いてくれやすくなります。

「本を貸していただけますか?」

このように直接「~してください」

というよりかは

間接的に「~していただけますか?」

といわれる方が、

言われた本人は同意しやすくなります。

非言語についての相手の行動パターンを鍛えたい方はこちらもオススメです





人生やビジネスの現場で

特に役立つ
ミルトン・モデルには

いくつかのパターンがあります。

次回は私たちの人生やビジネス人間関係で特に役立つ

パターンをお伝えしていきます


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