ネガチブでもええやんけ…
一般的に言えば、人は、明るく元気で自己肯定感の高いポジティブな人に好感を持つことが多いので、ネガティブな人はどうしても隅に追われがちになる。
私もどちらかといえば、ポジティブな人が好きです。何故なら自分が鬱々としてるネガティブここに極まれり!!な人間だからです。光に吸い寄せられる虫の如くに明るさを求めるのです。
かといって、ネガティブさを全否定するのはどうなんだろう、とは思う。
ネガティブさって、元々の性質も多分にあるとは思うが、ある程度、幼い頃からの経験に基づいた思考の癖なんよな。
そしてそれは同時に、自分を守る盾であり、世界と折り合いをつけて生き延びる為のスキルめいた面も併せ持つと思うのよな。一概に悪とは言えないと思うんよ。
極端な例を言えば、世の中がポジティブな人間ばっかりで、常に最悪を想定しとるようなネガティブな人間がおらんかったりすると、ものごとの危機管理が疎かになり、「こんくらい大丈夫大丈夫ー☆」とか言って、下手したら人類が滅ぶ事態になんぞ。
あとまあ単純に、根がネガティブな人が「私もポジティブに生きよう!」とか思って無理に努力すると、かえってそれがストレスになったりせんかな…と、心配になります。
ポジティブな人間になれば他人から好かれるとか、人生が上手くいくとか、そういう気持ちが強ければ強いほど、ポジになれない自分を責めたり、ネガい他人をシャットアウトしがちになるので、
窮屈感が増すというか、端的に言って、生きるのめっちゃしんどくならんか…?と。
ネガくてもいいじゃないの、ねえ。
ネガはネガとして活用すべき方途があると思うのよ。
無理してポジティブの仮面をかぶったとて、その状態を維持していくのは本当に疲れるし、それが果たして幸せな状態なのかは甚だ疑問なのでな…。
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