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外貨を稼ぎにワーホリに行くという謎

少し前に↑のような記事を読みました。

特にワーホリビザを使って海外に行き、
お金を貯めようとする若者が、
近年増えていることはご存知の通りです。

1年で数100万の貯金ができた。
時給が日本の2倍で仕事も楽。

そんな報道が拡散するにつれ、
自分も海外に行けば豊かになれると、
気軽にやってくる若者も少なくありません。

上記記事より引用

私はここ数年海外報道しか見ていないので日本の報道に関してはほぼ何も知らないのですが、中々エキセントリックな情報が飛び交っているようです。というか、なんか報道の文面が「絶対もうかる」的なマルチ商法とか投資詐欺みたいです。

で、そんな感じで飛んで火にいる夏の虫みたいな感じの日本のワーホリ生達が困窮して現地のホームレス用の炊き出しに殺到しているそうです。

そんな話を読んで、私の中にまたしても?が飛び交いました。

外貨稼ぐなら就労ビザじゃダメなんですか?

彼らの目的は外貨を稼いでウハウハすることのようです。それなら就労時間に制限があるワーホリビザではなく、フツーに現地の会社に雇ってもらって就労ビザでがっつり稼いだ方がいいと思うのですが、何でワーホリなんでしょう。謎です。

英語が出来ない? どうやって働くんですか?

上記記事を読むと、どうも英語も出来ないしこれといってなんのスキルもない人がワーホリで稼ぎに行って詰んでホームレスになるようです。

ははぁ、だから就労ビザを取らないんですね。

しかしですよ、英語も出来ないし特にスキルもなくて就労ビザ取れないのに現地に行ったら突如仕事が見つかるというのはどういうことでしょうか。謎です。というより、現実には見つからないからホームレスになる模様です。

英語圏で英語出来ても特に強みにならない

ちなみに、私は10年くらい英語圏で(オンラインだけど)仕事してきました。去年から今年にかけて無理矢理転職しようとしたら失敗して今は事実上の失業状態(背水の陣を敷いて失敗するとこうなる😂)なんですが、また英語圏で新しい職を探しています。

そんな無職の私ですが、これだけは言えます。あまりにも当たり前すぎてこんなこと言うのも馬鹿馬鹿しいと思うのですが、

英語圏で英語が出来ても何も得しません。ましてや、スキルとしてカウントされるなんてこともあり得ません。じゃぁ英語が出来なかったら? 論外オブ論外、アウトオブ眼中。問題外戦力外。

東南アジアならまだ日本語教師とかコールセンターとか日本語しかできない人用の仕事も多少あるのでしょうが、オーストラリアやニュージーランドにそんな仕事が大量にあるとも思えません。そんな状態で突撃してもそりゃ困窮するよね、としか。

英語圏で稼ごうと思ったらスキルが要る

そんなわけで、英語圏でお金稼ごうと思ったらとりあえず英語が出来るのは当たり前です。お金が欲しかったらさらに別の能力が必要です。

私が英語でプログラミングを学んだのも、全世界共通でどこでも安定して需要ありそうだったのがプログラミングだったからです。

しかし私も浅はかだったので、プログラミング界隈がレッドオーシャンだった事に気付くのに時間を要しました。プログラミングが中途半端に出来る人材はいくらでもいるので、私程度の能力ではプログラミングだけでなくさらに何か別の能力が必要です。さらにここ2年くらいでプログラミングも結構出来るAIが物凄い勢いで台頭してきて「あー、ワイ完全に産業廃棄物になったぞ、どうすんべこれ」と今後の動きを考え直しているところです。

結論

ていうか外貨稼ぎたかったらわざわざ肉体労働しに現地まで行かなくてもオンラインで何かしら出来そうな気がします。もちろん簡単ではないですが(簡単だったらワイ今頃何も悩んでない)、ホームレスになるよりはマシだと思います。英語はもちろん必須ですが、実際に何かやりながら覚えてもいいわけですし。

noteで久々に日本語の記事を色々読み始めて2週間近くになりますが、次から次へと謎が湧いて出ます。これが逆カルチャーショックか(違)


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