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私はそのパレードには参加出来ない、保守派だから


ニューヨークに帰ってきた。


マンハッタン島の美しきビル群たち。イーストリバー沿いの国連本部では気候変動サミットが開催されている。視線を下に落とせば投げ捨てられた無数のゴミたち。1杯26ドル(2800円)のカクテルを飲みながらルーフトップバーで騒ぐ大人たちの喧騒と、こちらの気を引こうとしてくるホームレスの匂いが交差する。


粋も甘いも同時に、情報が過剰に降りかかってくるのは、いかにもニューヨークらしい。



──



それにしても、大阪と東京とニューヨークを同じくらいのバランスで転々としていると、価値観の温度差でのぼせ上がってしまいそうになる。



「こちらの常識は、あちらの非常識」


これは異国であるニューヨークと東京だけではなく、日本屈指の2大都市であるはずの東京と大阪でも同じように言えてしまう。


私のような仕事をしていると、比較的「新しい」「まだ珍しい」とされる価値観を掲げ、メガホン片手に歩き回ることが多い。面白いことに(そして難しいことに)私が何かしらの価値観を掲げたとき、各都市で反応はまるで違う。

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私はそのパレードには参加出来ない、保守派だから

塩谷舞(mai shiotani)

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オピニオンメディアmilieu編集長。大阪とニューヨークの二拠点生活中。1988年大阪・千里生まれ。京都市立芸術大学卒業。大学時代にアートマガジンSHAKE ART!を創刊、展覧会のキュレーションやメディア運営を行う。Webディレクター・PRを経て2015年からフリーランス
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