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温めることで幸せになる

去年の冬から電熱グッズの存在を知り、少し購入もしていたが今年の冬からはいよいよ本格的にかなり使用している。

まず去年は団地暮らしで空間が狭いので、そのおかげで熱を保ってくれており、南側の部屋などは冬でも日差しが強いとポカポカして暖房なしでも快適に過ごせていた。
それが一戸建てに移ったためかなり底冷えがするのと、土地自体も元々森を切り拓いて作った住宅地なので前の駅沿いに住んでいた頃とは違い、体感的にはかなり下がってしまったと感じている。

エアコン代もバカにならないので、今年は本格的に電熱グッズをと思い、少しづづ購入していったら、かなり増えてしまった。
まずベッドに敷く電気毛布、ソファーに敷く電気マット、ソファーで横になる時用の電気毛布、自分で身につけるものとしては電熱ベスト、電熱ソックスとこれくらいだろうか。

ちなみに、うちのインコたちはカゴにビニールシートを被せるようになったら、かなり快適になったので縮こまっている様子はなく、毛並みもふっくらして、顔色も良く、動きもだいぶ良く幸せそうに寝ている。

常に温かくいる状態というのはとても重要だと思う。
やはり寒いと本当に動きが鈍くなる。私は冷え性なので特にそうだ。
入浴後は特に気をつけていて、すぐに靴下を履くようにしている。

今この文章を書いているカフェはとても底冷えがして、寒い。コートを着た。
早く出たいのだが、このエッセイを書いてからにしようと思う。
隣の学生が筆立てを出して震えながら何か読んでいる。
他に行くところはないのだろうか。図書館の方がいくらか捗るのではないだろうか。余計なお世話を感じてしまうのは歳をとったせいなのだろうか

話がそれた。
フリーターだった頃にバイトをしていたコンビニでシュウさんという中国人女性のパートさんがいて、旦那さんが太極拳の先生でもあるせいか、健康知識もあって、彼女も日本語がスムーズで知的で親しみやすいので、よく話していて思い出されるが、こんなことを言っていた。

「日本人の若い女の子、信じられない。本当に薄着。生脚の女子高生、年取ったら体壊すよ」

女性の冷えというのは中国では万病の元なのかもしれない。

当時も深く納得していたが、今はなおさらそう思う。
私も世代的には女子高生ブームの時にちょうど女子高生だったが、本当にスカート丈も短くて、生脚でいる子が多かった。
今もたまに見かけるが、私たちの時の方が人数的にも多くて、若さもあるのか本当に元気だった。私はというと、冬に丈を短くする必要性を感じたことはなく、冬場にパンストを履かない方が寒くて辛いので、そういうキラキラしたものを行う気力もなかった。

昔も今もそうだが温かくなるとまず幸せだ。
インコも前述のように幸せそうですので、こんな冬場でもキュキュキュと鳴き声が一日一回は聞こえてくる。オカメインコのぽーちゃんがヒーターの横でお尻を上げて発情している。冬でもこの声が聞けるというのは、健康的なのだろう。

とりあえず、今冬も私は電熱グッズに頼って、せっせと充電をして身体の冷えをとって、凌ごうと思う。そして、温かいものを読んだり書いたりして心の自家発電をしていきたいと思う。

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