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🇫🇷【アメリ】派手さを求めるな!

映画の記事を書こうとすると、インド映画ばっかりになるし、インド映画以外だとアメリカ制作映画に偏りがちだなって思った。

なのでたまにはフランスにいってみようか。🇫🇷

おそらく一番有名なフランス映画、2001年公開の『アメリ』(原題: Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain, 「アメリ・プーランの素晴らしい運命」の意)を観てみた。Netflixにある。


『アメリ』 ストーリー

内気な22歳の女性アメリが、小さななイタズラで周りの人を幸せにするが、自分の人ぼれした人に対してはなかなか一歩行動を起こせずにいた。

って、感じ。最後のネタバレはしないように書いてみた。独特な感性を持ってて内気な女性がカフェでウェイトレスしながら色々やる物語だ。
パリのオシャレな風景は流石はフランス映画だ。建築物が綺麗で街の様子に見惚れる。混沌としたインド映画とは大違いだ。^_^

3回目でようやく最後まで観れた

実はアメリを観ていると途中で飽きてしまって、観るのをやめる、というのを2回やっている。

もしかしたら私と同じ感想を持つ方もいらっしゃるかもしれない。『アメリ』は分かりにくいい作品だと思う。
複雑なストーリー展開ではないが、主人公の心情を読み取るのに一手間必要だ。喜怒哀楽も激しくない。怒った顔も嬉しい顔もおめめパッチリでつぐんだ口。

はまらない人にはそういう細かな情報を読み取るのが面倒に感じるかもしれないな。

何がそんなに魅力的なのか

「オシャレさ」を楽しめるかどうか、なのかなと思った。『君の名前で僕を呼んで』とかが好きな人は好きそう。

ひとつひとつの場面を絵としてみるとなかなか良い。
スクリーンに映る時の一画面の配色にはすごく凝った作品だと思うし、強調したいところを色で表現しているんだろうなとは伝わってきた。

そういう地道な発見を楽しむ映画なんだと思う。

ハリウッドやインド映画をよく観る人にとっては退屈に感じてしまうかもしれない。コーラを飲んだ後の紅茶みたいなもんだ。炭酸と砂糖で狂った舌では紅茶の風味や味を楽しめない。一旦デトックスして挑む必要がありそうだな。

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