🇮🇳【PS1 黄金の河】【PS2 大いなる船出】二部作330分のインド映画耐久

山の日の振替休日、8月12日の朝8時半に私は横浜にいた。

私が住んでいるのはグンマー。朝5時に出発し、6時の電車に乗ってまで横浜に行った理由、それは、「インド映画マサラ上映」である！！！！

マサラ上映とはなんぞや？
というインド映画弱者のために説明文を書いてあげましょう。マサラ上映とは、インド映画における応援上映のことである。映画館で映画の上映中は基本発声やペンライト、鈴などの楽器は控えるのがマナーだが、それらが許されるのが応援上映で、インド映画においては「マサラ上映」と呼ばれる。なぜ「マサラ」という単語が使われているのかは知らない。

シネマノヴェチェント　外観

午前8時半、気合を入れて現地に到着したは良いものの、8時45分開場らしく、まだ開いていない。シャッターも閉まっている。

仕方ないので出待ちすることに、、。

今回行った映画館は横浜にあるミニシアターだ。横浜駅から京急線で一駅いったところにある戸部駅から徒歩15分くらいの場所にある。

初めての横浜駅観光でこの場所を選ぶのはおそらく私くらいだろう。

栄えた沿岸部のほうとは違い、住宅街と寂れた（失礼ですね。すみません。）商店街の中にひっそりと佇む映画館だった。

シネマノヴェチェント　入ってすぐの階段

8時45分、シネマノヴェチェントさん入場、何とも趣がある館内でしょう。映画関連の写真がズラリと並んでいた。

奥に入ると映画関連のポスターやDVDも並んでいた。眺めているだけでワクワクする。これぞ、ミニシアターの醍醐味だなぁとしみじみ思った。

怒涛の3本イッキ見9時間耐久

PS1、PS2の映画ポスター看板

当日のスケジュール

『RRR』9:00〜
『PS1 黄金の河』12:25〜
『PS2 大いなる船出』15:00〜

いや、エグない？？

映画館で連続何本観たことある？私はこれまで一日2本が限界だった。でも今回は3本に挑戦してみた。

『PS1 黄金の河』の感想

10世紀の南インドにあったチョーラ朝という王朝についての物語だった。ランカー島(セイロン島)に行ったりするから、船の上とか陸の上とかで戦ってた。海上戦は南インドならではだなあと感じた。ONE PIECEの実写版くらい迫力あった。

『PS2 大いなる船出』の感想

前作で出てきた謎多き女性の出自が明かされた。

最後ラージャラージャ1世が玉座に君臨するところ良かった。カッコよかった。ラージャラージャって響き可愛いなって思ったけど、意味は「王の中の王」って意味らしい。ムガル帝国のアクバル(偉大)、日本の奈良時代の藤原不比等とか名前好きだけどラージャラージャも好きだわ。

　あれ、なんかうっすい感想になってしまった。まあ作り込まれたストーリーを考察して楽しむというよりは、派手な戦闘シーンや登場人物の感情のたかぶりを見て楽しむ映画という感じである。気がする。

どこまでが史実に基づいていて、どこまでがフィクションンなのか知りたくなった。今度ちょっとだけ調べてみよーかなー。^_^

3本はキチィ！！😂

思い切って映画3本イッキ見という自分史上初の試みに挑戦してみたは良いものの、なかなかしんどかったこともある。

家では何回か3本観るというのはやったことあるが、映画館となると移動時間があるのだ。朝早く出たために1本目の『RRR』で既に眠気が来た。『RRR』は何回か観ているけど、眠気が来たのは始めだよ。後半、ラーム・チャラン演じるラーマの過去が描かれる回想シーンのあたりで何度かウトウトした。

行きのグリーン車の中で寝ておくべきだったな。何を考えていたのか、行きのグリーン車ではNetflixドラマの『地面師たち』の5話、6話を観ていた。目と頭を休ませることなく来てしまったのが敗因か。（？）

もしまた映画遠征をすることがあったら、次は行きの電車の中を工夫しないとな。。。

ちなみに『地面師たち』、めっちゃ面白いからオススメ（この記事と関係ないwww）

『RRR』の上映が終わって、次は二部作のタミル語歴史映画が待っていた。コーヒーのカフェインで脳を覚醒させ、なんとか夕方まで耐えることができた。

「9時間映画観たら、体が痛くなりそう」と他の人からは言われたが、その点は平気だった。正座したり体育座りしたり時折姿勢を変えながら見ていたから、そんなに問題なかった。

それよりも大敵は眠気だった。

映画だからといって甘く見てはいけない。映画を見る前は体調を万全に整える必要性を感じた一日だった。

やってみたいことに挑戦できたし、楽しかった。
これ、本当に独身の極みだよなぁ。（笑）
独身一人旅は楽しめる時に楽しんどこう、、、！