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兄弟育児、最初の壁「上の子かわいくない症候群」

次男が生まれて、今日でちょうど1ヶ月が経ちました

あっという間の1ヶ月でしたが、
振り返るとこんなにも自分の心の状態が
コロコロ変化するものかと驚き、
自分でも自分の感情に追いついていないような
制御できていないようなそんな感覚でいます。

産後、1週間入院中は、
夫と2人で生活している長男に会いたくて会いたくて
たまらない気持ちで、経産婦は退院を1日早められると聞いた時には迷わず、早く退院します!と答えました
(実際には、長男が溶連菌で発熱などがあり、予定通りの日に退院しました)

そして、退院して帰宅。
次男とご対面した長男の第一声が
「赤ちゃん、かわいい〜」でひと安心。
泣いている姿を見て、「ミルクあげる!」
と言って台所に走っていきました

でも段々と、長男がわがままを言うようになってきました。

何をするにしても、いや。だめ。しない。
全て否定しにかかってきます。


そして、退院して1週間が経ち、
長男と2人でベッドに横になって絵本を読んでいて、
長男が自然な笑顔で笑いかけてくれた時
私はある事に気づいて思わず長男の前で泣いてしまいました。

この笑顔を見たのは、いつぶりだろう。

いつもニコニコ笑顔で、私たちを笑わせることに全力を尽くしていた長男の笑顔をしばらく見ていない。

常に、眉間にしわをよせて
いや〜!!!だめー!!と叫んでいる。

こんな顔が見たいわけじゃない。

長男のくしゃくしゃの笑顔が見たいのに。

このままではいけないと思いながらも、
どうすることもできず日々が流れていきました。

そして、長男のわがままも強烈になっていきます。

私も、人間です。

何を言っても、いや、だめと否定され続けると
聞き流しているつもりでも少しずつダメージが積み重なり
ムキになって言い返してしまうようになりました。

あぁ、これが妊娠中にネットで見た
「上の子かわいくない症候群」ってやつか。

妊娠中は、そんなことなるんかな〜?
上の子めっちゃかわいいし、
むしろ下の子に愛情注げるんかな〜
とか思ってた。

甘かった。

常に、ワンオペ育児なので、寝かしつけの時間が
長男に対する私のイライラがMAXになります。

おもちゃ片付けて。
オムツ履き替えて。
上(2階の寝室)早く行くよ。
早くゴロンして。

もう、長男への命令のオンパレード。

長男はというと、

僕、片付けられないんだ。
散らかすんだも〜ん。
オムツいやーーー!
眠たくないんだよ〜ん。
次男をあやしたり、授乳する私に対して
なんで、お母ちゃんは寝ないの?
早く赤ちゃんお布団において。

もういいから、黙って言うこと聞いてくれ〜

って叫びたくなるんです。


でもでも、やっぱりこれではいかんと思って
昨日から始めたことが二つあります。

一つ目は、長男に大好きだよと伝えてハグをする。

立ち読みした育児書だか、ネットだかで見た
とってもベタなことであります。

でもやっぱりこれがシンプルに愛情を伝える方法だと思いました。

どうしたって、次男が生まれる前の
2人きりで過ごしていたあの頃のように
全神経を長男に注いで、
穏やかな時間を過ごすことは現段階では不可能。

長男はこの環境の変化から
どうやって自分に私の目を向けさせるかと考えたら
わがままにならざるを得ないわけですよね。

正直、ほんとに上の子がかわいくないと思ってしまった自分が嫌になります。

でも、本当は長男が大好きで、長男の笑顔が見たくて、
怒鳴りつけたりなんかしたくない。

自分に言い聞かせるように、長男にもわかってほしくて
大好きだよと毎日ちゃんと伝えていこうと決めました。

二つ目は、命令しない。

あれして、これしてと命令すると
ほぼ100%拒否されて、お互いにストレスになる。

別に無理にしなくても困らないことは
もう今はしなくてもいいや。

寝る前に、おもちゃ片付けなくても別に死にやせん。

もう少し、お互いに心に余裕ができたら
前みたいに、一緒に片付けよう!と声をかけよう。
ということで、寝る前の「片付けて」を言うのはやめました。

寝るよ〜、読む本決めてね〜。

これで、すんなり寝室に来てくれてノンストレスです。


この1ヶ月、次男のお世話に関しては
何ひとつ苦になることがなかった
と言っても過言ではないぐらい、
悩むことはこれといってありませんでした。

二人目は楽だよ〜と
ご近所のママさんが言ってましたが、
一度経験してるというのは
こんなにも心を楽にするものなのかと思います。

そして、ただただ、
私は長男とどう向き合っていけばいいのか、
どうして異常なほど長男にイラつき、
怒鳴りつけてしまうのか
自己嫌悪に陥る毎日だったように思います。

またこれから1ヶ月で少しでも状況が良くなっていてほしいと願うばかりです。

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