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『アウトラインから書く小説再入門』・K.M.ワイランドのWebサイト Scrivenerテンプレートと解説記事-4 アウトライナーでも生かせる実践版だ!

反省:自己流のScrivenerでは、最上部のフォルダには「ドラフトフォルダ」を設定して、アイデアとか構成とか気の利いたセリフとか年表とかの「資料」は、Researchフォルダにごった煮状態で入れていました。【うん、ほんまやで】
書く気満々で、まるで「パンンッイング」だよね。


K.M.ワイランドのScrivenerテンプレートを詳しく分析・研究していきます。

このテンプレートは以下の8つのフォルダが用意されています。
1. Outline         1.概要
2. Characters     2.キャラクター
3. Props               3.小道具
4. Worldbuilding     4.世界構築
5. Research       5.調査
6. Manuscript      6.原稿
7. Series                 7.シリーズ
8. Front Matter for Publishing  8.公開の最前線

事前の準備の全て 最上部のフォルダ1「Outline」の内容

まず、最初からみていきます。
フォルダ1のOutlineの内容です。
「Outline」は「概要」と訳せばいいのか、「アウトライン」の方がわかりやすいかも?【シランケド】

The only thing that matters is that your outline helps you figure out this great big puzzle we call a novel.
重要なのは、アウトラインが、私たちが小説と呼ぶこの大きなパズルを理解するのに役立つということだけです。
             Outlining Your Novel Workbookよりgoogle翻訳


「アウトライン」って何?

ロードマップであり、戦略プランであり、チェックリストであるようです。

「アウトライン」は全体像をみることができます。
これによって、最初のドラフトを自信と目的に沿って書ける
さらに改訂の時間を節約できる
             Outlining Your Novel Workbookよりgoogle翻訳

このように、
1. Outline (概要・アウトライン)は、事前の準備の全てが含まれます。

1. Outline (概要・アウトライン)フォルダには、
General Sketches」Premise、Plot、Theme & Character など
Structure」時系列のアウトライン。詳細はインスペクターパネル参照。
Abbreviated Outline」ビートごとのアウトラインに要約用。
Green Notes」未解決の質問を書き留めて追跡用。
Orange Notes」その他の「一般的な知識」を記録用。
Theme」ストーリーのテーマのプレミスを要約。
Deleted Data」書き込み中に削除した一口や文章を保存用。
特に
General Sketches」には「Premise」や「Plot」、「Theme & Character Arc」「Find Your Theme」「Find Your Character's Arc」などなど・・・・・
後ほど、記事にします。【うん、ほんまやで】

まとめ

改めて、使用しているアウトラインプロセッサー・Outliner Proを見てみると、これもまた、ごった煮状態でした。
K.M.ワイランドのScrivenerテンプレートの構造を応用すれば、何もScrivenerを使用しなくても、常用のアウトラインプロセッサーで整理整頓できそうです。

また、構成(ストラクチャー)にしても、『アウトラインから書く小説再入門』の
構成(ストラクチャー)を使わなくても、「SAVE THE CAT・・・・」や
ストーリーの解剖学」の22項目の構成(ストラクチャー)に適応できるので、
応用力のあるたいへん参考になるScrivenerテンプレートです。



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