見出し画像

ストーリー創作・・短編小説を選んだ理由・・いまさら何だった?

前回、いきなり、セットアップから最初のプロットポイントあるいは「setting the story in motion」または「冒険への呼びかけ」ヘ突入してしまいましたが、ふと、短編小説を書くんだったと、われにかえった・・・・・


ここのところ、シド・フィールド、SAVE THE CAT、アウトラインから書く、ストーリーの解剖学、スノーフェイク・メソッドと巡りめぐって、ストラクチャーをみてきましたが、たいていは長編小説用のような気がしてきました。
ただ、スノーフレイク・メソッドは融通がきいて、短編でも機能するようです。
このことで無意識に、スノーフレイク・メソッドヘ傾倒していった理由かもしれません。

それで、スノーフレイク・メソッドを念頭に、セットアップから最初のプロットポイントへ突入したのですが・・・・・
短編小説と長編小説とでは、月とスッポンぐらい違う・・と気付きました。
今まで参照してきた指南書は、どうにも長編小説対応のような気がしています。【シランケド】

何故、短編小説を書こうとしたのか?

(1)短時間でできるから
ただし、一から始めるので、完成までに1年はかかる。
いや、1年以上かける覚悟で挑みましたので、「短時間」というのは、下書きから脱稿までの時間のことで、
プレプロダクションの部分は、短編でも長編でも同じ時間がかける覚悟です。
これが一番の理由です。
(2)繰り返しの推敲が可能
「推敲」と「時代考証」、「校閲」、「校正」を全部自分一人でやらなければならない。【あぁ、しんど】
長編小説だとやりきれない・・・いい加減な、中途半端な未完成品になってしまう・・きっと、そうなる!
(3)エンドマークをつける
まずは、書き切ること(2)も含めて、書き切らなければ、意味がない。

以上のようなことで短編小説にしたようなことでしょう。

ボリュームは、400字詰原稿用紙換算で、30枚から50枚程度を想定しています。

短編小説ってどんなもんだろう?

原点に帰って、ここからはじめよう。

おもいつくまま
(1)どんでん返し
(2)いきなりミッドポイント(中間点)からはじまる
(3)落語のようなオチ
(4)一人称でもつ
(5)セットアップは簡素で的確
(6)プロローグ、エピロールはナシ
(7)タイトルも数の内。
(8)最初のプロットポイント(プロットポイント#1)は、できるだけ早めに出す
(9)主人公の紹介
(10)無駄のない対話

ウダウダいっててもしょうがないので、短編を読もう!
何か、見えてくるものがあるはずだ・・・・・・


今夜、読む短編集は、ずっと気になったいた・・・
夜想曲集 カズオ・イシグロ(著)・・・です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?