見出し画像

Snowflake Method(スノーフレイク法)・・アウトラインが嫌いでオーガニックライティングが嫌いなときに小説を書く方法-2 キャラクタースケッチ

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

前回のつづき、ランディ・インガーマンソンが「小説のデザイン」と呼ぶ、「フィクションを書く技術」
『How to Write a Novel Using the Snowflake Method (Advanced Fiction Writing Book 1) (English Edition) Kindle版』です。

スノーフレイクメソッドは、プロット、キャラクター、プロット、キャラクターの順に繰り返しながら深く掘り下げていきます。
以前、プロットが先かキャラクターが先かの命題を探りました。

その時、結論めいたものが、

・・・・・構成と登場人物のどちらが重要かという問いには意味がない。というのも、構成が登場人物を形作り、登場人物が構成を形作るからだ。このふたつは等しいものであり、どちらが重要ということはない。(マッキーのストーリー)

スノーフレイクメソッドでは、この命題を「プロット、キャラクター、プロット、キャラクター」と繰り返ていくことで解決していこうとしています。

キャラクター設定の初期段階では、プロットに基づいた表面的な設定にとどまり、名前、目標、野心、価値観などを押さえる程度です。

画像1

Snowflake Method(スノーフレイク法) アプリSnowflake Pro Softwareの
「キャラクター」設定画面

ログラインから、プロットを拡大していって、大まかな「キャラクター」設定へ
展開していきます。
このキャラクター設定は、かなり表面的なキャラクターの作業です。
名前、目標、野心、価値観などです。

その後、シノプシスを作成した後に、

YOUR PEOPLE'S SECRET STORIES(登場人物の秘密の物語)ヘ入つていき、キャラクターの内面にまで掘り下げていきます。

ここを各自の「秘密の物語」として考えていくところが大いにヒントになりました。【うん、ほんまやで】

アウトラインから書く小説再入門』のキャラクタースケッチ:バックストーリーにあたるところです。

どちらがいいってわけではありませんが、くだくだ思考の紆余曲折を巡りながら、それをヒントにまとめていくのであれば、「スノーフレイク法」の本ですし、
ずばり、穴埋め式でブルドーザーみたいにすすめていくのであれば、『穴埋め式アウトラインから書く小説執筆ワークブック』でしょう。

まとめ

キャラクター設定の自問自答の思考過程を、ストーリーでわかりやすく、
「アル、アル」で参考になるのが、
『How to Write a Novel Using the Snowflake Method (Advanced Fiction Writing Book 1) (English Edition) Kindle版』。

穴埋め式でブルドーザーみたいにすすめていくのであれば、『穴埋め式アウトラインから書く小説執筆ワークブック』です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?