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セルフ・コンパッション

"セルフ・コンパッション”とは。
直訳すると自分への慈しみ,または自分への思いやり。
『こうあるべき』という理想の姿の自分ではなく、『あるがまま』のオリジナルな自分を慈しみ受け入れること。

セルフ・コンパッションについては、先日読書インフルエンサーの方のインスタライブで耳にした言葉なのですが。これを一つの単語に置き換えると、自己肯定感という言葉になるのかなと私は思っています。

働いていた頃の話。
7年弱いた2つ前の職場では、上にいらっしゃる方々が部下に興味のない方達ばかりで、色々とスムーズにいくようにこちらが手を尽くしてもあまり評価されることもなくという感じだったのですが。
引っ越しでやむなく退職した直近の職場では、久しぶりに素敵な上司に恵まれました。なかなかスピード感のあるTeamでしたし、上司自身もかなりの仕事量の中で各部下のことをすごく見てくれてましたし、都度必要な確認や指摘・指示をされる方でした。

私も、2つ前の職場で最初に秘書についた方がそれまでで唯一結構スピード感あって情報シェアや指示も的確なタイプの方で、そこを先回りしてフォローするために私もレスポンスや取り掛かりのスピード&正確さ重視でやっていたので、その経験から前職の上司ともタイプが合い、本当に久しぶりに居心地よく仕事が出来ました。

「あまり褒めすぎるのも良くないのかもしれないけど」と言いながら都度褒めて頂けて、それまでがそんなに評価されてこなかったので最初は正直「えっ、これくらいでそんなに褒めて頂けるんですか?」と戸惑ったのですが
途中からありがたくそのまま受け取るようにしたら、「役に立てている、求められたもの+αで返せている」と自己肯定感が爆上がりしました。
上司には、本当に感謝しています。

後任への準備含め、やれることほぼ全てやって(引っ越し前日まで働きました)辞めてきたので全く後悔はありませんが
数ヶ月間一度も働いていないという状態が久しぶりすぎて、せっかく上がった自己肯定感がこのところ下降気味…

もちろん主婦として掃除や洗濯、買い出しをして食事はしっかりバランス考えて作れている自負はあるのですが
何しろずーっと働いてきたので、自分が外で働いてお金を生み出していないのに沢山本を買って、カフェにもよく行ったりすることが何だかちょっと後ろめたい気がして。

主婦も立派な仕事だからいいよ~と夫は言ってくれてるんですが、どうにも自分で腹落ちしない。
ありのままの自分を認めて受け入れたい!でもやっぱり稼がずに消費するのは性に合わないのです。笑
子供がいて、育児もあるのならまた違うのでしょうけど。

ということで、職探し再開しております。
元々専業主婦は期間限定のつもりだったので探してはいたんだけれど
先方都合で募集ポジション自体が保留→クローズになったり、なかなか希望に合うものが出ない状況が続いたのもあり(どうしても仕事で英語を使いたい。出来れば定型文以外で)。

家事はしてるし、他にも新しいことにトライしたり勉強もいくつもしているので、全く何もしてない訳じゃないからそれなりの自己肯定はあるのですが
もっと心から自分にOKと思いたいので、うんやっぱり働こうという結論。
それって結局『ありのままの自分』を受け入れるセルフ・コンパッションじゃないじゃ~ん!と自分にツッコミしたいです。笑

ありのまま受け入れることはまだ出来ていないけれど、出来ないなら逆に「”自分で受け入れられる状況に自分を持って行けば良い”という思考になれたのは収穫かなと思っています。

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