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教師の一言

僕には許せない言葉がある
「あんたの泣き顔を初めて見た」

これが当時小学3年生の時に
担任ではないクラスの女性教師から言われた台詞。

僕は小学校3年の冬休みに転校した。
正月明けの1月からは新しい小学校。
その新しい小学校で物事は起こる。
僕は転校生なので、クラスの人から見たらまだ未知の子供だ。
そのクラスに馴染むまでかなりの時間が必要だった。
僕はケンカが強かった。運動神経も良かった。
なので、馴染む方法は簡単だったかもしれない。
ただ10歳。まだ何もわからなかった。

1番強いと言われた同級生とも喧嘩をして勝つ。
野球をしようと言われ、ピッチャーで、ホームランを打つようなこともした。
直ぐに同学年では有名になり、名前は広がった。
でも僕は誰が誰だかわからない。
向かってきた人間とはなんでもした。

時が過ぎて、クラスのみんなが僕を無視をするようになる。
小学生3年の僕には辛かった。
みんなが返事をしない。
担任の教師も生徒に任した様子だ。
僕は悔しいのか寂しいのか廊下で泣いた。
隣のクラスの担任が気付き、僕の側に来て、
「あんたも泣くんだね。」
「あんたの泣き顔を初めて見た。」と。

これは、昭和の話。
今の若者になら、こんな学校に行くことはないとアドバイスをしたい。
こんな教師のいる学校が面白くなるはずはない。
こんな学校に行って貴重な時間を割くのが勿体無い。
勿論、自分が引き下がって”自殺”なんて勿体無いし、このクソ教師に負けたことになる。
こんなクソ教師に負けるな。
この教師が年老いたら、君の思うがまま。
楽しい時間が待っている。
楽しい場所なら沢山ある。
少ない”アホ”のせいで自分を卑下することはない。
生きてさえいれば逆転”できる。

僕は、この教師がいまだに『嫌い』だ。

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