『アーバーズ』 アートワークの話
先週もお知らせしましたとおり、『アーバーズ』が無事にリリースされました。聞いていただいたかたからの感想もちらほらいただいています。本当にありがとうございます…!
長年あたためすぎて、食べ物ならば傷んでしまいそうなほどあたためてしまった「新曲」。実は録音に数年かかってきた歴史も含めると実は全然新しくないんですよね。(苦笑)
でも先日の歌詞の解説でも書いた通り、思い入れはひとしおです。
歌詞の一部を掲載します。
息をするうちに ひとつずつ何か 失ってゆく
覚えていたメロディー あのときの痛み
書いてた言葉も 色をなくす
忘れたいことを 忘れられないのと
どちらが幸せなのだろう
言いたいことはだいぶこの歌詞の部分に詰まっています。
忘れる、ってすなわち失われるということなのだろうか。いや、記憶からなくなったとしても、残っていることってあるよねと、信じたくなる私なのでした。
アートワークのお話
さて、数年前の私たちなら、バンドで音源をつくるといえば、CDをリリースするというのが圧倒的主流でした。ただ、昨今の時流を考えて話し合った結果、今の私たちに合うのはサブスクで配信リリースするという形でした。
だけど、CDもレコードもサブスクも、ビジュアル面で共通点があるとしたら、この「正方形」という形におさまる、という点でしょうか。CDシングルやテープは話が別ですが、CDもレコードも、そして今回のような配信も。ジャケットは、たいてい正方形ですよね。
ボーカルのあまのは、絵はんこ作家として活動をしているのですが。今回のサブスクのアートワークも、絵はんこで作らせていただきました。
これがCDジャケット並みの大きさになってもそれなりのインパクトがある気がしますし、縮小されても、はんこってわりと目立つんだなあ…と、形になってから知りました。笑
というわけで、しつこいようですが、よかったら聞いてみてくださいね。
今月末にも、新曲を新たにリリース予定です。
ちょっとずつちょっとずつですみませんが、ちょっとしたデザートは一気に食べちゃうよりも何日か分けて出された方がおいしくないですか?
え、そうでもないですか?
お好きなサブスクからどうぞ。
(Vo. あまの)
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