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私が感じた育児の闇 〜そして末っ子の運命〜

今日は末っ子ケンちゃんについて書いていこうと思います。

私は一人っ子なので兄弟について何もわかりません。冷蔵庫に入れてあったプリンがなくなることもなければ、おもちゃをシェアすることもありませんでした。

ただ小学校に入ってお兄ちゃんお姉ちゃんがいるお友達はすごくうらやましかったです。だって家に帰っても遊ぶ相手や話す相手がいるからです。私は母親しかいませんでした。その母親は私を育てるために一生懸命働いていたので私はおばあちゃんとおじいちゃんの家で暮らしていました。

それもあったせいか家に帰ってから今日学校であったことを話す人がいるという、なにげないことを私は欲しがっていたのかもしれません。母は工場勤務の為夕方から朝方まで働いていました。それでも朝ご飯を作って毎日おばあちゃんの家まで届けてくれました。朝の10分〜15分が母とのコミュニケーションの時間でした。でも私は寂しくなかった。毎日作ってくれる母の手料理で私は愛情を感じていました。


そんな子供時代だった私が大人になって結婚をして、子供ほしいねーとなったとき、一人っ子は絶対に嫌でした。2人または、3人は欲しかった。

そして私は今3人の男の子がいます。2人目までは2人目はとくに可愛い。とか2人いると一緒に遊んでくれるからいい。とか将来楽しみだよね。とかきっとそう自分に思い込ませていたんだと思います。一種の洗脳ですよね。そして、友達に聞かれたときはそう答えなければいけないと思っていました。

でも実際は日本から遠く離れた場所オーストラリアでの子育ては並大抵ではありませんでした。しかもすべてが初めての経験。育児の本に書いてある通り、ネットで調べた通りにしてもうまくいきません。私にとっては嘘ばっかり書いているように思いました。今思うと色んな子供がいるから仕方がないことですが、その時はいっぱいいっぱいでそう思う余裕すらなかったんです。

しかしそんな私が3人目を産んでから気づいたことがたくさんありました。

2人目で育児を全てわかったふりをしていたんでしょうね。

子供って大変、全然伝わらない、部屋はすぐにきたなくなる、夜は寝れない、自分の時間はない、荷物が増えていく…

これを見て何か気づきませんか?



そう。


子育ての闇ばかり私は理解してしまったんです。しんどいことや辛いこと悪いこと、いやなことだけわかったです。

でも3人目を産んでその逆、いいことや楽しいこと子供の可愛いらしさが発見できたんです。

けんちゃんが生まれてきて、本当によかった。ケンちゃんが赤ちゃんのとき本当に可愛いかった。愛らしいし、小さくて1日中抱っこしていたかった。よちよち歩く姿や笑った顔それらが家族みんなをハッピーにしてくれる。けんちゃんが笑うと家族みんなが笑顔に包まれる。けんちゃんはこの家の太陽だ。


そして、1人目たっつーの時は1対1で接し2人目スネ夫の時は1対2。歳が近い(1歳10か月差)なのでほぼ年子、双子ですね。全部2ついる。

しかーし!!

3人目が生まれてからたっつー&スネ夫&私の3とケンちゃん1の3人で1人をお世話する。なんて楽なんでしょう。トイレにも一人で行ける。コーヒーもゆっくり飲める。そんな状態なんです。余裕ありまくり。そりゃ育児の楽しさや子供の可愛さをみつけることができますよね。そうなんです。私は3人産んでからやっと気づいたんです。その喜びに。

遅かったですね。気づくの。でも遅くても気づけて良かった。


もし今、過去の私のように育児の闇だけしか感じていないお母さんがいるとしたら、部屋なんて散らかっててていい。ご飯なんて食べれれば何でもいい。洗濯物なんて干したままでもいいしたたまなくてもいい。洗い物キッチンにいっぱいになっててもいい。一日中パジャマでも大丈夫。掃除機なんてしなくていい。

家事をサボったって誰もあなたを責めない。

私はしなくていいと思いながらやってしまうタイプだったので、気づくのに時間がかかってしまいました。もしあなたが私と同じタイプでどうしてもやってしまうと言うなら3人産むことをおすすめします。


ケンちゃんのプロフィール

10月生まれ 戌年 1歳 ロン毛 生まれてからまだ髪の毛を切ってません よく食べる よく寝る よく笑う アンパンマンとドラえもんが好き しゃべる言葉が増えてきた ものまね得意 玉子と乳製品アレルギー アトピーっこ 歩くの大好き 顔がでかい すべて標準サイズ 

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どこかの誰かがいってそうな名言

もし自分の作る言葉に制限数があるとしたら...

きっと大事に1文字づつ丁寧に選んでしゃべりますよね。子供たちにおい、こら!っていうより、可愛いって言いたい。むかつくよりサンキュといいたい。この世界では自分の言葉は無限に作り出せるけど、もし制限数があるとしたら…ってたまに考えるのはいいことだと思う。



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私の海外育児生活や今までの人生、家族、趣味について(すべて事実)をnoteに全部書いています。そして、少しでも私の記事がお役に立つことを願っています。サポートしていただいたお金は、母に軽自動車を買う費用にあてたいと思っていますのでよろしくお願いします。私に親孝行させてください。