脳の異常覚醒がもたらす脅威

最近、僕も含め母方の祖母の生家せいかの血筋の方々が、異常な能力を持っていた事に改めて気付いた。

僕の母は、お手玉を7つ同時に投げて回したり、珠算が得意で文字がキレイだった事や他人の粗が目に付くようで、嫁としてやって来た父方の親戚に嫌われていた。

どっちが正しいのかと言えば、素直に思った事を口にする母は、当時は、今で言う所の発達障害のように見えた。
※(父方の親戚のレベルが低かっただけの話なんだけどね)

だけど、叔父さん達や親戚も含めて、他人の気付かない違いに気付く観察力や洞察力、芸術性(40~50年前の電通などの看板や広告デザイン)など、実兄も写実の能力が高かった事を想い出した。

昨年、亡くなった弟は、ベースや金管楽器など、一応、30年以上前に全く流行らなかったが、 X JAPANやジッタリンジンの前座として、ライブの前にオリジナルの曲でメジャーデビューしており、演奏をしていた才能があった。

曲自体はタダのパンクバンドなので、普通だったと思う。

僕は、成功型のギフテッドの気質があったのでしょう。

兄と弟は、2E ギフテッド的な自立型のギフテッドだったのだと思います。

僕が娘に対し行ったのは、3歳くらいからの遊びから物の数え方を教えた。

娘は、9カ月で立って歩き始め、1歳を過ぎる頃には、簡単な会話が出来ていた。

毎日一緒にお風呂に入って10まで数を数えるという、数字の発音を別れた嫁と毎日のように代わる代わる交代でお風呂に入れ、言葉を話す練習と発生をしていた。

あいうえおは、機械で音声を発生する「あいうえおマット」を使って音声と同じ文字を自分で押して覚え、数を数える99に関しても、物を動かして束ねて数を作ったりして、自分で物を考えて掛け算を言えるという単純学習しか教えてなかったけど、4歳くらいの時には普通に掛け算を解いていた。

それが凄い事だと理解していなかった。

要は、僕も同じことを子どもの頃にやってたので、特別だと思わなかった。

逆に長男に対しては、立つのも遅いし歩くのも苦手で、遊びや好きなアニメに夢中になるけど、才能を感じた事がなかった。

ポケモンに対し、異常な執着心を持ってる事だけ理解してたけど、最近、ポケモンを例に挙げて、ポケモン世代のギフテッドが、ポケモンの種類や内容などを覚えているか話をしていた。

よく考えると、パパ、ポケモン・カードの「何々モンがね、~なんだよ。」という会話の内容を聞くのがウザかったので、長男の特性に気付いてなかった。

長女は、5歳くらいからローラーブレードや一輪車などに乗り、体のバランスが異常に優れていた事を覚えてる。

長女の特性についても僕に似ていて、自分が必要と感じれば、19歳の頃、2ヶ月くらいキャバクラに行って240万円ほど稼いで来たら、40万円ほどのPCを購入して、好きなものをPCで作って遊び始めていた。

つまり、自分でやりたい事が見付かったら、自分で勝手に好き勝手にやるから、私のやる事に口出しするなという事だった。

「パパも16歳で船に乗って家を出て、好き勝手に自由に生きてきたんでしょう」みたいな事を言われ、自分の人生は自分で決めるという決意のようなものを口にしてた。

つまり、お金に拘ったり、見た目だけを着飾ってオシャレするというような拘りもなく、自分のやりたい事をやりたいようにやるというタイプだった。

長女は4歳の時には、一人でゲームをして、メガドライブでハイスピードのソニックをクリアするほどに上達しており、後ろから画面を見ていた妻が動く画面に酔って、嘔吐したのを今でも覚えてる。

母や僕も子ども達も全員が、ギフテッドの素質を持っていたということ。

僕自身は、IQ が 140以上で物事を記憶する能力に長けていたり、一度、説明を受けた作業の多くを一度の説明で覚えたりと、30代前後までの異常な記憶力と仕事に活かす能力は、かなり優れていた。

更に40代頃になると、原理や構造に興味を持つようになり、多くの仕事の内容を記憶したものを書き残して、改良点や欠陥などの不具合を見付ける洞察力なども身に着いてる。

時には、産業スパイと疑われたり、産業スパイを超えて、勝手に機能の改善項目を見付けたりと、企業にとっては、扱いづらい人だったと理解してる。

そんな僕も50代に入る頃から、異常な記憶力に陰りが見え始める。

僕の異常な記憶力の正体が、ノンレム睡眠の時間が異常に短いことや寝ながら夢を繰り返し見て、脳内が異常な動きをしていた事です。

体は寝てるような呼吸と睡眠状態にあるのに、脳波が寝てない、脳内の睡眠が途切れ途切れに短い周期で起きたり寝たりを繰り返し、深い眠りに付いてない状態だと検査結果で分かっている。

母が、体の震えを伴うパーキンソン病の症状を発症して、記憶障害を起こしていた理由も、脳が眠れない体質だった事が原因だった。

脳が疲れない、脅威的な記憶力を持ってるのに、特に勉強する事なく多くの物事を理解できてしまう習性のようなものまで、母と同じで受け継いでる。

母の従弟は、現在東証一部上場プライム企業になってるけど、そのキッカケは、母の従弟の洞察力や集中力がもたらしたものだろう。

嶋脇家の人々からの遺伝情報なのだと思う。

母の弟の叔父は、灯油を被って火を付け焼身自殺してる。

僕らギフテッドは、理解者を得て才能を開花できると、世の中にとっては、目覚ましい能力を発揮するけど、一度、鬱のような状態に陥ると、精神が崩壊し、自殺する人が多いのも特徴だったりする。

僕の親戚で自殺者が数名居るのは、そういう事だろう。

僕の一番下の息子も発達障害だと診断されていた。

ASDという診断結果だけど、本来は「2E」なんだろうけど、当時の息子を取り巻く環境は最悪だったと思う。

息子が高校を卒業後に家を出て一人暮らしを始めた時から、息子は自分自身と戦い続けている。

LGBTに関しても、息子はバイセクシャルであることを公言してる。

彼に一言いえる事は、発達障害ではなく「2E」ギフテッドだから気にせずに自分の好きな分野に行き、自分の才能を伸ばせということ。

僕は、記憶障害が既に出始めており、極端に脳を酷使してる状況が続いていた事や脳が休まない特異体質が、脅威的な記憶力や集中力と他人と違った発想を生むのだろうという話だった。

現在、2006年頃まで学生全員で 7,000人だった発達障害の人数が、2019年には、学生全体で70,000人に増えてるという事だった。

つまり、この発達障害の数は、後天的に作られたものだと理解できる。

その中の半数以上は、実際には「2E」の可能性が高いのかも知れない。

ASDで絞らず、ギフテッドのような存在を保護して再教育をし直せば、正しい知識を得た「2E」ギフテッドの 7~8割程度は、元に戻せる状態にある。

脳が異常覚醒状態にある人達を上手に活かして、世の中に役立つ存在に変えれば、日本の今後の展開も変わるのだと思うのは僕だけだろうか?

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