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ネイルのオーダーで気が付いた、後悔しない選択のプレッシャー

大体月一のネイルに行ってきた。今回はギラギラとマットでお願いした。ギラギラはネイビーを基調とした、カラフルなラメ。マットは爽やかな色合いでお願いしたら薄いグレーに白で石っぽくしてくれた。

自分のセンスでお願いするより、ネイリストさんのセンスを頼りにした方がおしゃれになる。自分の思っているデザインの上を行くネイリストさんのセンスで、身の丈以上のおしゃれが実現する。私の指先は、実際の自分よりおしゃれ。

ネイルのデザインをオーダーするのは毎度迷う。インスタで下調べしてからネイルサロンに行くようにしているけど、ネイルをオフしもらっている最中もどうしてもらおうか迷っていることが多い。

「今日、どうしますかー?」と聞かれて、漠然とオーダーする。「花柄で」「赤系で」「猫で」。ときどき迷いすぎて「おススメありますか?」。おススメを聞くと困るようで、せめて希望の色でも教えてと希望を探ってくれる。

ネイルサロンに通い始めたころは今より熱心にネイルのオーダーを考えていた。今よりもはるかに迷って迷って迷った。

二つのデザインで迷って迷って迷ったある日、気が付いたことがある。「来月もネイルに来る」。二択で迷ったら、片方を来月お願いすればいい。ネイリストさんにも「二つで迷ったから、片方は来月お願いします」と伝えた。翌月、ちゃんと覚えていてくれて無事に希望の二つを施してもらえた。

「明日死ぬかもしれないから」やりたいことをしようとか、後悔なく生きようというのは分かる。でも、まだ先があると思っていれば、私の場合決断が早くなる。考えすぎはタイミングを逃す。「まだ先があるから」くらいの気楽さの方がちょうどいい。後悔なく、最高・最善の選択をしようとすると、プレッシャーがかかる。

来月はどんなネイルをお願いしよう。そろそろ花柄にでもしてもらおうかな。


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