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ねずみ色

あおばさくらこです。
今日も暑かったです。
明日も暑いというので、熱中症にならないように気をつけようと思います。

今日はねずみ色について書いてみます。

(上の画像はビアトリクスポターさんの絵本のねずみ)

私の好きな色は、オレンジやピンクですが、好きな色を聞かれて「ねずみ色」と言う人はあまりいないのではないでしょうか。

色調がぼんやりしているだけでなく、
名前にねずみが付くので、
あまりよいイメージはありませんね。
ねずみ色と聞いて浮かぶねずみは灰色ですが、実際には茶色や白いねずみもいますね。

茶色は野ネズミでしょうか。
白は、おめでたい感じもします。

私の家に、ねずみの絵がないか探したら、
干支のお皿、子年のお皿がありました。

干支のお皿

このネズミは白と茶色ですね。

私の好きなビアトリクスポターさんの
『野ねずみチュウチュウおくさんのおはなし
』の奥さんも茶色です。
この絵本はシリーズで持っています。

野ねずみチュウチュウおくさんのおはなし(ビアトリクスポター作)

私はねずみは大嫌いなのですが、物語の野ねずみチュウチュウおくさんは、うさぎみたいで可愛いと思います。
干支皿の白ねずみも、縁起が良いと感じます。

ねずみ色とされる、いわゆる灰色のねずみは、害獣で良くない印象です。
都内のビルによく生息していますね。
私は池袋サンシャインでアルバイトをしていた事があるのですが、そこにあるお店の開店前、店内に粘着型ねずみ取りが置いてあって、生きたねずみがかかっていて、すごく怖かったです。
ねずみは気持ち悪いのですが、可哀想でもありました。
可哀想だったので、助けようと何かでシートを少しいじったら、ねずみが動いて、強力な粘着シートでよけいにくるまって、
あのまま死ぬのは残酷だと思いましたが、
動くし、野生だし、もうどうすることもできなかったです。

このように、ビルにはねずみが多く、渋谷がビルを再開発のために解体した時、街は行き場を失ったねずみだらけでした。

ねずみはコレラを蔓延させたり、
衛生的ではない動物です。
なのでねずみ色という名前は印象が悪いです。
これがコアラ色だったら、ここまで良くないイメージはなかったと思いますが、
ねずみは日本に昔から住んでいるけれど、
コアラは動物園にはいますが、
コアラ色と呼ばれるほど身近な存在ではないですね。
ねずみ色は英語でグレーと言われますが、
グレーも良くない印象ですね。

●ブラック企業ではないけど、うちの会社はグレーだ
●グレーゾーン
●グレー判定
●空がグレーだ

とにかくすっきりしない。

私は色鉛筆の12色や24色ぐらいしかあまり知らなかったのですが、
日本には繊細な色がたくさんあるんですね。

ねずみ色でも、
この利休鼠色というのは、
なかなか味わい深いです。

日本には繊細な色がたくさんある事を、
最近ネットで見かけて、興味が出てきました。


ねずみ色=ねずみの色、と一つのイメージを持っていましたが、
利休鼠色という色がある事を知り、
色はとても多くあるんだなと知りました。
これは何色だろうと考えたり、自分色を考えたり、これからは色を楽しんでみたいと思いました。

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