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初心者のための天文講座 ~天体とは~

ここは初心者の方に向けてお話をしています。
中には細かいところの説明を省いたりしているところが多々あります。
そこのところご了承ください。

最近、火星が最接近するというニュースを見た方はいらっしゃるでしょうか。
その際、次回の最接近は2033年頃、という記載がSNSやネットニュース中心にたくさん見受けられました。しかし、これは言葉足らずなんですよ。

火星の最接近という現象は約2年2か月ごとに起こるものなのに、かなり先の出来事のようにされています。
次回というならば2022年12月頃というべきなのです。

正しい表記をするならば、
次回の最接近は2022年、今回くらいまで近づくのは2033年頃、一番近くまで来るのは2035年頃。こう表記するべきなのです。

もちろん中にはちゃんと表記していらっしゃる方もおられました。
しかし、見出しで言葉足らずの表記されていたら、次は2033年なんだ~ってまず間違いなく思ってしまいますよね。
さらに、火星が見えるのは接近してるからなんだ、って思ってる人もいるようでした。

これではいけない。ちゃんと知ってもらいたい。
そう思い立って、私は立ち上がりました。それは後方に椅子がすっ飛んでいくかの勢いで。
すみません大げさすぎました。私は腰痛持ちなのでそんな勢いで立ち上がれません。
というわけで、あまり宇宙や星についてあまり知らないと思っている、いわゆる初心者さん向けに、いろんなことを簡単にお話していこうと思います。

・宇宙って何?

皆さんは宇宙や星についてどのようなイメージを持っているでしょうか。
遥か遠くにあって、ものすごく広くて真っ暗。
つまりは自分たちの手の届かない遥か彼方の場所、というイメージではありませんか?

しかし、手の届かない場所ではありません。宇宙空間というと手が届かない場所になるかもしれませんが、今私たちが立っているこの地球も宇宙空間に存在しています。
つまりは宇宙の一部なのです。宇宙空間に漂っている天体の一つが地球なのです。

では天体って何でしょう?
天体とは、ひと言で表すと「宇宙空間に存在する天然の物体」の事です。
いったいどんな物体が存在するのでしょうか。岩石・鉄などの金属・ガス・塵などです。

そして天体はひとつひとつ分類されています。
恒星・惑星・準惑星・小惑星・衛星・彗星・外縁天体などです。

それでは次回から順番に簡単にお話していきましょう。
まずは恒星から。


ご覧いただきましてありがとうございました。
また次回も見て頂ければ幸いです。


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