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樽木英一郎さんのライブを見て

なかむらりょかんでのライブを初めて見た。YouTubeで見ていた人が聞いていた曲を目の前2.3mの距離で弾き語ってくれる、という経験が初めてで興奮した。自分のスキルで人を喜ばせる、楽しませる、そんなに素敵なことをしている樽木さんがまぶしかった。かっこよかった。

10年以上旅をしていて、おととしは300本くらいのライブをしたらしい。去年もコロナ真っ只中で100本も。そこまで自分の好きなことをして、自分を信じて続けられるのが本当にうらやましい。でもその裏にはめちゃくちゃな努力があって、たくさん失敗してきたんだろうな、と思う。

あと、てつさんがすごいにやにやしてて、こういう顔するんだなぁ、と意外だった。楽しそうだった。こうやって旅館にアーティストを呼んで、お客さんを集めて、ライブをするまでにいろんなことがあったんだろうな。自分が楽しめる空間を作れる、そんなてつさんもまぶしかった。

自分はそこのプロセスをせずにしたいことない、やりたいことない、とか言っちゃって、ほんとダメだなぁ、と思った。それで、なんかほんと自分嫌になって(もともとだけど)、viva飲んだ。酒は飲んでも飲まれるな、とよく言うけれど、それを身をもって感じた。頭がふわふわしていい気持ちになれた。もう戦力外で、ロビーのソファに連れていかれた。遠くで樽木さんがお疲れ様会でいろんな人たちと歌っているのが聞こえた。寝てたら起こされた。

翌日てつさんにしっかり怒られた。これは自分が100%悪いから謝るしかなかった。普段温厚なてつさんを怒らせてしまった自分が嫌になった。すごく反省したし、もう酒は飲まないことにした。同じ轍は踏まない。お酒を飲んだって、現実から逃げられるわけじゃないのに、飲んでしまう。

この状況から逃げたくない、しっかりしなきゃ。




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