お金を儲けてなんぼ

ビジネスマッチングサービスを通じて、同世代で起業しビジネスとして成功させている人と話をした。

今日の話を簡単にまとめてみた。

ビジネスモデルの内容は、営業代行と至ってシンプル。自分の会社では100名以上の従業員を抱えているが、基本的には業務委託。

特定の分野で働く人を半分副業・兼業的な形で雇っている。営業をする上でも特定の分野に強い人を担当につけた方が成功確率が上がる。「ヒト」の経営資源についても流動的にすることで、B/Sを軽くするとともに営業成績向上に繋げている。

ビジネスモデル・コンセプトは、基本的に「真似る」。海外で先進的に取り組まれているモノを日本で再構築し、見せ方を変える。今後はSaaSで新しいビジネスができないかを検討中。

アセットを持つとキャッシュフローがきつくなる。例えば、モビリティ業界の「Loop」は、一定のアセットを持っているため、未だに赤字だという。そのため、基本的にはアセットを持たずに、キャッシュフローリッチになるようなビジネスモデルを組んでいる。具体的には、人というリソースしか持たずに固定費をできるだけ小さくしている。

資本主義においては、「稼いでなんぼ」。自分が稼いでから始めて社会貢献という考え方を持っている。自身はプルデンシャル生命保険で1000万円を稼ぐことを2年間で達成。そこで得た自信と資本で新しい会社を立ち上げた。

やはり新しいビジネスをするためには、資本が必要。リスクはやはり付きまとう。今回の会社の時も、キャッシュフロー的にカツカツであった。

ビジネスの世界においては、残るのはビジネスモデルと思想。これらが残せるかが重要。


本日の話を踏まえ、自分として以下の示唆を得た。まさに、「稼いでなんぼ」という視点は自分が欠けているところ。転職、起業、副業・兼業など視野を広げて、自分の稼ぎの可能性を広げていかねば。2022年の目標の一つ。

私自身、「自分でお金を稼ぐ」ができていない。これができない限りは自由な発想でビジネスを作る、という発想には至らないのではないか。

儲かるビジネス前提で考えるとビジネスモデル・ビジネスコンセプト自体が陳腐化しやすい。本業では、「会社に自分の生活的なものが守られている上で、自由な発想で新しいビジネスを」という環境にあると言える。ただし、この環境が崩れた瞬間、自分はこの組織では新しい事業を作る動きはできなくなるな。

現時点では、業務の中でも、自分の生活上に十分なお金は稼げていない。特に、自分で新規顧客をとってくる、という状況は作れていない。サラリーマンとしても、自分でお金儲けの種を取って来れる可能性を秘めた環境ではある。もっと積極的に動いて、自分でお金を稼げるようになるべきでは。
2022年は、自身の関心分野において、少しずつでも良いので、具体的な顧客から案件を取ってくる、という環境が作れないだろうか。今所属する大きな会社、大きな組織が相手をする顧客だと、その品質担保がなされない、のが問題か。もっとスモールスタートでいいので、動き出すことが必要ではないか。

「資本主義においては、お金を稼いでなんぼ」この考え方は抜けていたな。自分でもっと稼ぐ意識を持たねば。

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