見出し画像

クソ女リベンジャーズ

前回の記事、続きはまた明日にでも書きますと宣言しておきながら書かずだった。


というのも、どう頑張って書いても知人女性の悪口というか陰口になってしまい、さてどうしたもんかと筆が止まってしまっていたのだ。
散々このnoteでクソ男だのカスだのゴミだの口汚く書き殴っているのだが、その対象が女性となると一気に何だか書きづらくなるそんなワタクシ。同性には甘い。ヘタレ。

今回はなぜ私は彼女の事が苦手になったのかのエピソードを書きたいと思う。

彼女との出会いは数年前のとある仕事だった。
彼女が務めている企業の某イベントを私が手伝ったのがきっかけである。
私は何故か彼女に気に入られ
「どうしても友達になりたい!」
と強引に押され連絡先を交換する事になった。

連絡先を交換して数日後、突然彼女から今日の夜食事でもと誘われる。
特に断る理由もなかったので快諾し、待ち合わせのレストランに向かった。
彼女は席に着くやいなや、今日あった嫌な事をマシンガンのようにブワーっと捲し立てた。
直属の女上司がいかに意地悪か、こんな酷い事を言われた、こんなに面倒くさい業務があった、とひたすら話続けられたのだが、私はその女上司なんて知らないし、そもそも仕事で一回会っただけの貴女の事もよく知らない。
会って二回目だしまだこんな愚痴を聞かされるような関係でもないし、距離感がバグりすぎている。
よく知らん奴から長々とそんな話を聞かされても全く楽しくないのである。

ひとしきり話し終えた彼女は大変スッキリしたらしく、友達になる事が出来て嬉しい、自分には何故か友人が殆どいないと話し出した。
何となくそんな感じはしますわな、と内心思ったが、その後彼女との関係が深まるにつれその「何となく」は核心となっていった。

彼女は今まで恋愛経験がほぼ無く、異性の友人もおらず、というか同性の友人すらほぼおらず、彼氏を作ろうと積極的に努力はしているのだが全く上手く行かないようだった。
彼女が話す事は人の悪口と愚痴の2つが9割以上を占めていて、一緒にいると毎回どっと精神が疲れてしまっていた。
前回の記事でも書いたが、失礼ながら彼女の外見は決して美しいとか可愛いとは言えないもので、外見だけが問題であればまだ良いのだが、内面もかなりの拗らせを発症していたのである。
長年男性に蔑ろにされた反動なのか男性全般に対して憎しみにも近い感情を持っていながらもそんな憎き男性から愛される事を渇望していた。
しかし防衛本能からなのか常に上から目線であり、男性をジャッジするような言動がよく見られた。

彼女はとにかく焦っていた。
彼氏が出来ない事、結婚出来ない事、何故私がといつもぼやいていたが、他人から見ると原因は明白で、気付いてないのは本人のみという何とも救いのない状態であった。

しつこく何度も男性を紹介してくれと頼まれ、数人紹介したのだが
「あっちから連絡先を聞いてこなかった」
「食事代を割り勘にされた」
「連絡先を交換したのに相手から連絡が来ない」
「顔があまりタイプじゃない」
「痩せすぎ」
「身長が足りない」
「服装が」
「エスコートがなってない」
と私にクレームをガンガン入れてきたり、紹介した男性の事がお気に召さなかったようで紹介した当日の解散後の一発目のLINEで相手男性に
「会社(紹介した彼は一流企業だった)の人紹介してください!」
と送り私が平謝りする羽目になったりと散々な目に遭った。

また、自分の周りの女性に対しての妬み嫉みが凄まじく、習い事先の25歳の女の子が結婚が決まった際、周りの人達とその子が結婚式や新婚旅行の話題で盛り上がるのが気に入らず
「二度と私の前で結婚の話をしないで!!!!」
と本人に直接キレ散らかしたりしたという話を聞かされドン引きしたりもした。

私も彼女と出会った際は彼氏がいなかったのだが、しばらくすると彼氏が出来(件のスピ狂い男)、彼女は心底面白くなさそうな顔をしつつも
「え~。見たい見たい~」
としつこかったので彼女と会う際に送ってくれた彼に挨拶をしてもらったのだが、彼が帰った後で
「アレでいいんだ笑 私はナシかな」
「写真で見るよりずっと貧相だね笑 まぁチェリがいいならいいけど笑」
等と散々バカにされた。

発言小町やまとめサイトでも彼女と同じような他人に嫉妬する女性の話を見るが、他人の幸せを妬むという思考回路が私には理解出来ない。
他人が不幸になれば自分が幸せになる訳ではないし、他人が幸せになれば自分に不幸な事が起こる訳でもない。人は人、自分は自分なのに何故人が幸せなのがそんなに気に食わないのだろうか。
特にその相手が友人なら、大好きな人が幸せなのは自分にとって嬉しい事でしかないじゃないか。
自分の状況が悪ければ悪いほど
「せめてお友達は幸せであってくれ~」
と思う。
自分の状況が悪くてドヨンとしている時に友人まで悩んでいたり泣いていたりすると全力で友達の力になる事が出来ないから、そういう時こそ友達くらいは全力で幸せでいてくれると私も安心だ。

友人の彼氏が自分が以前片思いしていた男性だとか元彼だとかだったのであれば、幸せそうな姿を見ると嫌な気持ちにはなるだろうがそうでは無く、とにかくアテクシが不幸なのだからこの世の誰も幸せなのは許せない!!という危険思想の持ち主なのである。そんなんだから幸せになれないのだ。

幸せというものにポイントみたいな物があって共有制で上限が決まっていて、周りの人が幸せになると自分に来るはずの幸せが減るならば、焦ったり苛ついたりするけれど、そうではないじゃないか。
しかし、それを説いたとしても響くはずもなく、とにかく気に入らない!!と大暴れを続ける悲しきモンスター。
彼女が同性の友人がいないのはこういう所に尽きるのだと思う。

等々のムカつきエピソードてんこ盛りで、彼女は私の事を親友だと常々言っていたが私は最初から最後まで彼女の事が苦手だった。
もっと正直に言うと大嫌いだった。
それなのに誘われるとホイホイ出向いて行ったり男性を紹介したり、トンデモ恋愛テクニックを阻止しようとしたりした自分自身も大概甘いというかバカだったなと今では思う。
部屋の片づけが難航していた原因の1つである『捨てられない病』を発症し、もう限界!縁を切る!となっても「でもいい所もあるし…」等と思ってしまい、彼女を切り捨てる事が出来なかったのだ。

結局悪口の羅列になってしまったが、親しい友人がいなかったり恋愛経験が無いと人は判断基準や感覚が一般的なものから著しく逸脱してしまうのだなと感じた。
そのような男女は経験値が無くそういう話をする友人もいない為、知識の仕入れ先が漫画やドラマなどになってしまって今回のようなトンチキ恋愛テクニックを素晴らしいと感じてしまうのだろう。

恋人同士というのも人間関係の一つであり、普通の人間関係よりも更に深い1対1のやり取りになる為、友人関係すら上手く築けないのであれば恋愛が難航するのは火を見るよりも明らかだ。
友人関係すら構築出来ないくせに、恋愛で相手の気持ちを考えるとか気遣うとか依存しないとか、出来るやついる!?
いねーよなぁ!!?

最後の1行は元ネタが分かる人だけ分かってくれれば満足であり、この記事の収集が本格的につかなくなったのでグダグダのまま締めたいと思う。
今週も頑張りましょう!ガハハ!解散!


クソみたいなスピリチュアルグッズを買って台無しにします