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旅行が更に楽しくなる趣味

過去の旅行記を書くのに少し飽きてしまったので、これまでとは少し違ったお話を。
趣味のお話です。

旅行と掛け合わせると更に旅行が楽しくなる趣味を2つご紹介します。
どちらも最近始めたので趣味と言っていいのかどうか…というのはありますが、これからも細々と続けていきたいなと思っています。


① Postcrossing

Postcrossingってなに?

一つ目の趣味はPostcrossing。
会員同士がランダムで選ばれる宛先にポストカードを送り合うコミュニティです。
ポストカードを「送りたい」と申請すると、世界中にいる会員の中からポストカードを送る相手と、自分に送ってくれる相手がランダムで選ばれます。
※送る相手と送ってくれる相手は別の人

以前、私の投稿にいいねして下さった方の投稿を覗きにいった際にPostcrossingのことを発信されていて、こういうコミュニティがあるのだと知りました。
国籍も年齢も性別も問わず、あらゆる人とポストカードを通して交流できる、そんな制度にめちゃくちゃときめいたのです。
何でもかんでもインターネットを介せば済んでしまう時代、わざわざポストカードと切手を買って、宛名とメッセージを手書きして、ポストに投函して…。
限られた面積の中で、見ず知らずの相手に向けて最大限メッセージを送り合う。
なんて素敵なの!!✨ やってみたい!!!
本当に心からときめいたので、すぐさま会員登録しました。


他人からの「メッセージ」は一生の宝物

話は逸れますが、私は家に物を溜め込むのが好きではありません。
家の中は常にスッキリと、どこに何があるかわかる状態にしておきたいのです。

そんな私が唯一、どうしても捨てられないものがあります。
それは手紙です。
今はもう手紙のやり取りなどほとんどしないですが、小学生の時からもらった手紙は全部、大切に保管しています。

活字でもなく自分の字でもない、自分以外の人が書いた文字を眺める機会って少ないですよね。
だからこそお手紙は温かみがあって、書くのももらうのも昔から好きでした。
同じような感覚を持つ人たちが、Postcrossingには世界中から集まっているのです。
そして英語という世界共通語を通して自分の国の魅力や文化、自分の好きなことなどを伝え合います。
素敵ですよね✨


記念すべき初投函📮

Postcrossingはポストカードを手に入れることから始まります。
日本といえばアニメと思ったのですが、残念ながらアニメの知識が乏しすぎて、結局大好きなスヌーピーのポストカードを買いました。

「どんなポストカードが海外の方に喜ばれるだろう」そう悩みながらポストカードを選ぶのは楽しかったです。
そしてメッセージを書くのも、もちろん英語メインなのですが、拙い英語ながらも一生懸命書きました。
そしてついにポストへ投函📮
まるでラブレターを送るかのようなドキドキでした(送ったことないけど)。

東京駅舎を眺めるキャラクターたちの
後ろ姿がキュート🩷


私がポストカードを送ってからおよそ1ヶ月後、ついに私宛のポストカードが!!
そこにはcicadaがたくさん描かれていました。
「私の住んでいるところにはこれからcicadaがたくさん姿を現すので、cicadaのポストカードを選んだよ」というメッセージを添えて。

cicadaとは…バッタ?アリ?

恥ずかしながらcicadaの意味を知らなかったので調べてみると「セミ」でした。
へぇ、アメリカでもセミがいる地域があるんだ!
そんな学びもあり、何より手書きのメッセージと、メッセージに添えられた😊マークが嬉しくて…。
たった1通の、知らない人からのポストカードがこんなにも心動かしてくれるなんて感動です。

敢えて現代的ではない方法で世界の人と繋がれる趣味。
いつかPostcrossingで知った場所にも足を運んでみたり…夢が広がります。
今後も気の赴くままに自分のペースでゆるっと、Postcrossingを通した文通を楽しんでみようと思います。


② ストリートピアノ

SNSで見てやってみたくなった

数ヶ月前、偶然インスタでストリートピアノを弾く人の動画が流れてきて、どハマりしてしまったのです。
仕事中もBGMとしてストリートピアノの動画を流していると、いつのまにか仕事ほったらかしで動画に集中してしまっていたり…。

そうこうしているうちに、自分もストリートピアノを弾いてみたい!と思うようになりました。
とはいえ、SNSに投稿されているストリートピアノ動画は、プロ級の上手な人たちの演奏がほとんどです。
幼い頃少しピアノを習っていた程度のcherichanが弾いて良いものなのか…。
笑い者になるだけなのではないか…。
非常に悩みましたが、まあ悩んでいてもしょうがないので、彼と横須賀に行った際にチャレンジしてみることに。

横須賀のストリートピアノは大きな公園の中に位置しており、素敵な景色に囲まれてピアノを弾くことができます。
弾きはじめはめっちゃくちゃ緊張しましたが、慣れると気持ち良く弾くことができました。
演奏が終わると、立ち止まって聴いてくださったおじさまが拍手してくれ、とても温かい気持ちになりました。
曲の難度やテクニックにこだわるのではなく、どんな人でも自由にピアノを弾ける、ストリートピアノの醍醐味を感じることができました。

お天気が良くて最高☀️
ピアノの場所が舞台みたいになっていて余計に緊張。


音楽は世界共通のコミュニケーションツール!

横須賀でストリートピアノのスリルと達成感を味わい、またどこかでストリートピアノに出会ったらぜひ演奏したいなと思っていました。
そして6月に訪れたローマの空港で再びストリートピアノと出会います。
ここにピアノがあるのは、昨年ローマに訪れた際に知っていました。

空港内なので人通りの多い場所ですが、勇気を出して1曲弾いてみると、どこかの国のおじさまが拍手をしてくれました。
そして何と、私の横に女の子2人が近づいてきて、ピアノを教えてと伝えてくるのです。
中国人の女の子たちで英語はほとんど通じませんでしたが、「きらきら星」や「エリーゼのために」の旋律を教えてあげるととっても喜びました。(なんて可愛いの😍)
2人がきらきら星を弾くと、また別のおじさまが拍手してくれて…。
ほんの数十分の出来事でしたが、音楽を介して海外の人々と関わることができてとても嬉しかったです。

9月にシドニー旅行を予定しているので、今度はシドニーのクイーン・ビクトリア・ビルディングにある素敵なストリートピアノを弾きたいなと思っています。
こういうのがあるとピアノの練習が捗るし、旅行が更に楽しみになります♪


ウインクで譜めくりできるアプリ

私は記憶力が皆無なので暗譜が苦手です。
いざストリートピアノに出会ったとしても、楽譜がないと何も演奏することができません。
そして楽譜があったとしても手間取ってしまうのが譜めくり。
この2つの懸念を解消してくれるアプリを見つけたのです。

Piascoreというアプリです。
楽譜をPDF化してこのアプリに取り込むことで、楽譜を電子化して持ち歩くことができます。
iPhoneさえ持っていればいつでも複数の楽譜をサッと見ることができるので便利です。

そして1番気に入っている特徴は、ウインクで譜めくりができること。
右目でウインクすると、楽譜が次のページに進みます。
画期的すぎてもうこのアプリがないとピアノは弾けません🤣
たまにウインクしても反応しなくて、焦ってめちゃくちゃウインクしまくって変顔になってしまったりするのも面白い。
ストリートピアノで使う時は変顔にならないように気をつけないと。
この機能に慣れると、紙の楽譜で譜めくりしたい時についついウインクしてしまったり。
それもまた面白い!

右上の顔マークを押すと
ウインクで譜めくりできるモードになります。
楽譜はジョージ・ウィンストンのカノンの冒頭。
大好きな曲です。


夏休み、時間が有り余って暇だー!という方は、ぜひPostcrossingとストリートピアノにチャレンジしてみてください💫

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