見出し画像

失ったタイトル 今後は何をすべきか

お久しぶりです

ここ最近勝てないショックのせいかなかなか記事を書く気力も起きませんでしたが

代表を流し見しつつ戻ってきたメンタル

のんびり今回も考察です


さてさて

失いましたね

ルヴァンというタイトル

色々言いたいこともある方が多いでしょうが

厳しく見ても、完敗でした

一方

2021シーズンに解任されたザーゴさん

あちらでカップ戦を取ったようです

対照的ですね…

それでは、最近の鹿島の良くないところ

そして、今後何をすべきか

考察していきます


①選手とサポーターとの間の亀裂

ルヴァン福岡戦

久々に声が帰ってきました

そこでの敗戦

当然起こりました

ブーイング

これには賛否両論あるみたいですね

それに加えてこの問題

反応した三竿と関川

最初これを聞いた時、

等々力でキレた内田篤人を思い出しました

ただ今回は訳が違うそうです

数多くの現地サポーターがTwitterを通じてその場の情報を提供してくれるこの頃

ブーイングの際、誰かが行き過ぎた罵声を上げ

それに反応してキレた

これが等々力での前例でした

しかし今回は、そのような情報が上がってきていません

となると、ただ単にブーイングや野次にキレた…?

これがもし事実だとすると、

この選手たちに対するサポーターの信頼

これは大きく失った結果となったそうです

サポーター目線からこの事例を考えても

いやいやタイトル失ったんだからキレるのそこじゃねーだろ

と言いたいところではあります

さて篤人の例を見てみましょう

彼は、過密日程のなか

アウェー等々力で勝てなかった、引き分けたことに対する野次に大きく反応しました

日程やチーム状況から考えれば、引き分けでも悪くはない

そこを評価されなかった

これに関しては、内田篤人のおっしゃる通り

勝てなかったことに何事においてもブーイングしていいわけではない

これはサッカーを見れば見ている人ほど、納得できる言い分かと思われます

しかし今回は訳が違います

日程もそこまでキツくない

ACLとかもありませんし

過密日程とはいえ、あの時ほどではありません

それになにより

タイトルを失った

ブーイングは妥当、と筆者は思います

もし自分が内田篤人と同じ考えであるならば

この事象に内田篤人はキレていないでしょう

だからこそ問題になっていると思います

というより失望されたサポーターは多いですよね

タイトルを失って、ブーイングされて、キレる

は????って感じですよね

負けても応援してね、というのは当然分かります

ただし、タイトルを失ったことに対してブーイングを真摯に受け止める

鹿島の選手だからこそ、これは徹底してほしい

昨年に等々力で天皇杯敗退が決まった時

選手全員がサポーター達をずっと見つめ

申し訳なさそうに、そして中には、涙を流して顔を覆う

そんな選手がいました

その姿があったからこそ

来年はやってくれる

と、期待させられました

ただし、その列から一歩前に出てサポーター達をじっと見つめていたのは

遠藤康でした

彼を失ったのは、そういう意味でも大きかったと思います

鹿島を知っている選手だからこそ、

やってしまった

そんな場面でサポーター達を見て、それをピッチ上で還元し、チームメイトに触発させる

これをやらなければならない、選手達も分かっていることです

そして、遠藤康に次いで前に出た選手がいました

それは土居聖真、今年のキャプテンです

彼が何かを伝えないといけない

その役割を全うできるかが、今後のチームの雰囲気に大きく関わってくる、と思います


②守備管理の甘さ

レネサッカーになって

取られても点を取れサッカーになりました

しかし時には点が取れない時もあります

そんな時、強い鹿島はどうやっていたか

無失点で抑える

これがまず根底としてありました

だからこそセットプレーで一点取れれば勝てた

しかし今年の鹿島ではそのルールを取っ払っているようにも見えます

素人目で見ても、守備の穴が分かりやすく見えます

相手もそこを、というよりむしろ、そこだけを狙ってくる

その結果失点が増えている

しかし、レネはなかなかそこを封じようとはしていません

そこにどんな狙いがあるのか考察です

先日、フットボールタイムで内田篤人と南野選手が対談している回がありましたよね

そこでランゲニックの話が出てきました

そこでの指導には、レネが求めているものと共通するものがありました

前からプレスをかける

そして背後を取られる

そのリスクが当然頭によぎる

だがしかし、ランゲニックはこう言った

ロングボールを投げられるプレスした奴が悪い

これって結構ヨーロッパのやり方だと当然とする考えみたいですね

あちらだと、いやむしろなんでそれさえ知らないの?

くらいの感覚みたいです

おそらく、レネサッカーもその考えをチームに浸透させているのかな、と

前からのプレス

早く奪う

サイドバックも詰める

取り切れていないのが悪い

ルヴァン敗退が決まった福岡戦もまんまそうです

あれは裏抜けではありませんでしたが

囲んで取れない奴が悪い

あの場面だと、左サイドですね

レネのようなハイプレスサッカーだと

囲んで取れなかった

1人がポジショニングを間違えた

この時点で詰みです

そしてプラスで

いまの鹿島に足りないものは

イレギュラー時の判断力です

いくらプレスをかけても、予測していない場所にボールは転がります

その場その場でポジショニングを修正して、

誰がどこを塞ぐのか

ここの共通意識がかなり弱いと思われます

まぁ植え付けてる最中なので、今は仕方ない面もあるのですが

ここの精度が上がれば、ボールを奪う確率はもっと上がります

良い攻撃は良い守備から

奪い切ることがまずスタートですね

ここは長い目で見るしかないです


③攻撃の形

日本代表がブラジルやチュニジア相手に枠内シュート0本で終わりました

Twitterを見ていても、攻撃の形がない

と、多くの方が呟いていました

レネサッカーはどうでしょうか

個人の感想ですが、

攻撃の形は徐々に見えてきている

そこに合う選手も増えてきている

そんな印象です

引かれた相手に、以前より遥かに決定機を作る回数が増えてきたと思います

シーズン序盤は、あやせのスーパーシュートや

ゆーまの化け物並みの繋ぎ

それら個人頼みがあっての得点だったので

これ毎試合できないだろ…って印象でしたが

攻撃の形のベースとなるベースは

より多くの選手が理解してきているのかな、という印象です

まず攻撃面で成長している箇所として、

パススピードが明らかに早くなりました

そしてそれを、サイドからサイドへ振る時間が早くなっています

運動量が多い選手が真ん中にいることから

攻撃のリズムを作るテンポがかなり早く

相手にボールウォッチャーを多く作り

通せる時は真ん中経由

通せない時はサイドを揺さぶって逆サイドで仕留める

深く進めた場合はクロスで仕留める

この形は良くなってきたかな、と思います

欲を言えば、クロスの精度が上がれば、

あやせやゆーま以外の選手の得点数もかなり上がりそうなので期待です


さて今回は、ルヴァン敗退で起きた問題を筆頭に

メンタリティや考え方

守備の修正と思考力

攻撃の形

と大まかに三つに分けて考察しました

以前から書いている「レネサッカーの目指す場所」から

徐々に考察が当たってきていて

書いてる身とすると楽しい昨今です

変化が見られた際、またこのように考えを書いていこうと思います

ここのところ番外編が続いていたので

次の京都戦以降はまた、本編に戻ろうかと思います

書くための変化が見られれば良いのですが…

敗退・そして代表ウィーク

この期間で何か積み上げて、それをピッチで魅せてほしいですね

それでは今回はこのあたりで

読んで下さりありがとうございました🦌

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?