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#MyJourney #22卒 K.S.

ゼミの思い出と交えながら留学や海外旅行に興味がある方向けに大学在学中フランスに滞在し体験したことを紹介したいと思います🥖

◆序文

初めてJohn教授の授業を受けたのは2年生の第2タームでした。対話的で学生それぞれに考えさせる授業スタイルが面白く、3・4年のゼミでもお世話になりました。私は将来海外に移住したいと考えていたので海外経験も豊富な教授に授業後よく相談に乗っていただき、それは今でも続いています。フレンドリーで一人ひとり丁寧に見てくださる教授です。

◆フランス渡航

幼少期から海外生活に憧れがあり、フランス人の友人がパリに住んでいることもあって春/夏期休暇を利用し一度に数ヶ月滞在していました。実際に現地を訪れるとメディアで聞くイメージと違う点や政策、文化を学ぶことができ色々な発見がありました。本場のお肉・チーズは格別です🧀

フランスは300種類のチーズの国と呼ばれ、市場には多種多様なチーズが並びます。

◆「おフランス」のイメージ

皆さんはフランスと聞いてどんな国を思い浮かべますか?バラ、城、ファッションなどお洒落なイメージがあるのではないでしょうか。結論から言うと実際はそうでもなくて、ポケットが裏返ってるような人も一定数います。とは言え日本以外の多くの国からもお洒落なイメージを抱かれているため、「実際にフランスへ訪れた際幻滅する」現象に名前さえ付けられており、パリシンドロームというそうです。特に日本人に多いらしいので、パリ旅行をお考えの場合は少しだけ期待値を下げておくと良いかもしれません。

とはいえ本場のフランス料理や日本では決して見られない美しい建築は必見です。もしヨーロッパを訪れる際はフランスにも少し寄ってみみるといいかもしれません。

10月?のパリ 冬になるにつれて雨天日が増えます

◆国民性

フランス人はよく「機嫌が悪い時のイタリア人」と表現されるそうです。同じロマンス民族で見た目も近いですが、フランス人の討論好きでしばしば議論が白熱する性格から由来しているそうです。現地で会った人たちも全体的に日本人より政治や環境/社会問題に対する関心が高い印象がありました。

また「プライドが高く英語を話してくれない」という噂を聞いていましたが実際はそんなことはなく、観光地であれば英語だけでなんとかなると思います。皆んな親切で、パリの観光地を案内してくれたり会ったばかりでも自宅で食事でもと誘ってくれる人もいました。

◆訪れた場所

さて23年4月現在までフランスには6度渡航しました。これまで訪れた場所を3つほど紹介したいと思います。

1.パリ中心部
パリといえばこの辺。フランスの中で最もおしゃれな地域です。パリ中心部にはシャンゼリゼ通りやエッフェル塔、ノートルダム大聖堂などがあります。観光地としては1番有名な地域ではないでしょうか。景観維持に力が入れられており「花の都」的雰囲気を存分に味わえます。

ノートルダム大聖堂はまだ工事が続いていました
オルセー美術館ではゴッホをはじめとする印象派の有名な絵画が展示されています
エトワール凱旋門/Arc de triomphe
パリ市内でよく見かけるクマ

2. 南フランス
農業大国であるフランス。南フランスの田舎ではのんびりと草地を歩く牛や美しい自然が見られます。牛以外にも羊や馬が多く飼われ田舎行の電車の窓からしばしば見かけました。

南フランスの山岳地帯に牛が放たれています
日本では見ない草花 夏は草が乾燥しています

2.オルレアン
ジャンヌ・ダルクゆかりの地で、毎年4月下旬から5月上旬には「ジャンヌ・ダルク祭」が盛大に開かれます。ロワール川水運の重要な場所にありパリまで1時間少しという立地のため商業的にも栄えました。

サント・クロワ大聖堂/Cathédrale Sainte-Croix
シャンボール城/Château de Chambord

シャンボール城細かな装飾が施され、まるでアリスの世界に迷い込んだような世界観を味わえます。1519年に建設が開始されてから150年以上後の1685年に完成しました。天才レオナルド・ダ・ヴィンチも建設に関わったとされています。

バザー 使わなくなった食器や家具など様々なものがあります
バザー 読めなくても部屋に飾りたくなるような本たち

◆学生の間に海外へ行ってみたいという方へ

諸注意です。ご参考までに。

🔹言語: パリ市内・有名な観光地であれば英語ができれば問題ないと思いますが、頑張ってフランス語を話すと喜ばれます。特に若者は英語を話せる人が多いです。

🔹健康: 乾燥しており、気温も日本より低いため万が一風邪を引いた時用の鎮痛剤・解熱剤等を持っていくと吉。

🔹治安: メトロ、特にパリ市内はスリだらけです。必ずお金は分散し貴重品は上着の内ポケットに入れてください。ジッパーのリュックは絶対ダメ。無理やり開けられます。

🔹食事: 脂っぽいので醤油、つゆとお蕎麦を持っていくと良いです。

🔹物価: レストランは高いです。食費交通費は日本より安いイメージ。長期滞在ならair bnb が経済的。

◆最後に

周りの卒業生からは社会人になり長期休暇が中々取りづらいという話をよく聞くため、海外に興味がある方は学生中に行くのが良いでしょう。現代では情報、移動技術の進化に伴い多様な価値観が交差しています。今まで過ごしてきた環境と全く異なる文化圏で生活することは将来異文化理解/コミュニケーションを助け人生の幅を広げることになるのではないでしょうか。

国が違えば常識も違います。「こうしなくちゃいけない」と思っているルールでも文化の違う人から見たら全く別の見方がある、というのはよくある事です。視野と可能性を広げるために、学生時代の時間を使って実際に異国の地を訪れてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでくださりありがとうございます!






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