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ウソや人間心理の見抜き方〜森透匡さんの講演を聞いて

今日は元刑事の森透匡さんのウソの見抜き方をテーマにした講演会に出席しました。森透匡さんの略歴はこちら↓

森さんは刑事時代には特殊詐欺や横領などの所謂、知能犯担当してとのこと。そこで2,000人以上取り調べて経験から、ウソの見抜き方を身につけたとのこと。今日の講演テーマは「ウソや人間心理の見抜き方」という内容で、元刑事がどんな事を話すのだろうと、申込みをした時からずっと楽しみにしていました。

ウソや人間心理の見抜き方は簡単に言ってしまえば、「非言語コミュニケーション」を観察することに尽きるとのことです。古来より「目は口ほどに物を言う」「手の内を見せる」「腹を割る」などのことわざは正に的を得ているとのこと。

・目は口ほどに物を言う→ウソをついていると目線が一定しない

・手の内を見せる→ウソをついていると手を見せなくなる

・腹を割る→ウソをついていると、お腹を相手に向けられない

このように、ことわざにはウソを見抜くためのヒントがたくさんあるとのこと。昔から人間心理は変化していないのですね。

相手がウソをついているかどうか、見分けるには相手の言葉ではなく行動や仕草に注意を払うと良いそうです。どんなに言葉でウソをついても、無意識レベルの仕草はコントロールが難しいとのこと。講演ではもっと突っ込んだ内容でしたが、大まかにまとめるとこんな感じの内容でした。

2時間という長時間に関わらず、非常にユーモアに富んでいて、飽きさせないワークや実際に起こった事件を引き合いに出すなど、講師としてのレベル非常に高いと感じました。また講演を聞きたい!と思える素晴らしい講演でした。

ご興味ある方は森さんの書籍も販売されているので、チェックしてくださいね。



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