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カーボンナイトライドで検索

「カーボンナイトライド」をGoogle検索すると,一番上にヒットするのがこの理化学研究所のページである。

記事のタイトルは「g-C3N4 薄膜化技術 -高機能メタルフリー光触媒の開発-」なので薄膜にすることに関する記事ですね。

これまで希少元素に頼ってきた機能を地球上に豊富に存在するユビキタス元素で実現することが不可欠です。

ユビキタス。

ユビキタス(Ubiquitous)とは、いつでもどこでも存在するという遍在を表す言葉です。 またITの世界では、コンピューターやネットワークが遍在し、使いたいときに場所を選ばずに利用できることなどを表す用語としてユビキタスが使われています。

聞いたことはある単語だが,実はよく知らなかった。


二つ目にヒットするのはTCIである。試薬として販売されているのか。高いな。


三つ目は特許。多孔質なカーボンナイトライドを合成する方法である。ここまでのやつは多孔質ではないのか。

メラミンなどを熱分解して得られる有機高分子化合物である層状窒化炭素は、層状構造を持つが、比表面積が8 m^2/gと極端に小さいため、固体表面が反応場となる電極材や光触媒への適用は困難であった。

と,書かれている。そうなのか。比表面積が低いのか。比表面積の大きなカーボンナイトライドの合成方法として次のようなものが挙げられる。

シリカナノ粒子と層状窒化炭素との混合物を合成し、フッ素化水素アンモニウム溶液でシリカナノ粒子を除いて細孔構造をもたせる方法が知られており、層状窒化炭素に適用したメソポーラス層状窒化炭素は180 m^2/gと大きな比表面積を有する。

ちなみに英語で検索すると,もっと研究としてまとめられているサイトがたくさん出てきた。やっぱ英語できないとダメだな。


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