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【LoR】デッキで世界観を表現する、という楽しさ

こんにちは!みなさま、レジェンド・オブ・ルーンテラ『バンドルウッドの向こう』シーズンをいかがお過ごしでしょうか?

ST(シーズントーナメント)予選も終わり、人によってはまったり期間に突入したことと思います。

かく言う自分は、まだダイヤ3止まり。前シーズン初マスターに到達し、今期こそはST出場!と意気込んでいたのですが、間に合いませんでした。

色々と試行錯誤をしているのですが、今期の相棒デッキだと勝率55%ぐらいが関の山、という感じです。もう何度「デッキを変えようか」と思ったか、そして実際に他のデッキを触ってはみたものの、最終的にこのデッキに戻って来ました

今日は、自分がなぜこのデッキを使っているのかどこに惹かれるのか、という取り留めのない話をさせてください!


今期の相棒デッキ

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[画像生成:TealRedのルーンテラ徹底攻略wiki]

チャンピオンはジリアンとジグス。主にランドマークを主体としたバーンデッキです。自分の中では「ランドマークバーン」と呼んでいます

主な勝ち筋は、Lv2ジグスを置いた状態でのバーンダメージです。バーンを促進させる役割として安全検査官、ジグスで決めきれない時のフィニッシャーとして弾薬庫のヨードル、という構成です。

それぞれのカードの役割は以下のような感じです(書きたいだけ)。

ジリアンジグス

[オールウェイズ・アドバイス・歓迎]

次からこのデッキの好きなところを語らせてください!!!


好きなところ①バーンが楽しい

まずは共有しやすい理由から。「バーンが楽しい!」です。

自分は元々ビートダウンのデッキが好きで、中型ユニットでボード優位を取りながら殴り勝つ!みたいな勝ち方が好きでした。初めてマスターに到達した影の刃レン採用ヴィエゴもビートダウン構成です。

その時はバーンデッキのことを「正々堂々殴りあえよ」と思っていたのですが、自分で使ってみるとめちゃくちゃ楽しいんですよね。特にこのデッキの場合、ランドマークが割れるだけで顔に点が飛ぶので、ターンが返るだけで5点くらい出ることもあります。

上記は砂時計でジグスを2体出せた時の上振れ動画ですが、この「ターンが返っただけで勝てた」という新鮮な感動!これが病みつきで、このデッキに戻ってきてしまう理由の一つになっています。

ここまで上振れしないにしても、ジグス+タイムボムや、安全検査官+爆弾化学者で安定して3~4打点を稼ぐことができるので、おおよそ8R目には試合を決められるようにはなっています。


好きなところ②ジグス関連カードの世界観が可愛い

自分はLoLのユニバースには詳しくないのですが、LoRのフレーバーテキストを読むのは好きです。ある時、自分が使っているデッキのフレーバーテキストを読んで見ると、とても微笑ましいことが分かりました。

あらすじ(?)
爆弾を愛する気の短いヨードル・ジグスは、同じく爆弾を愛してやまない仲間たちと一緒に、日々爆発物の発明に明け暮れている。
しかし、そんな彼らの発明品には危険がいっぱい!そのため定期的に「安全検査官」が検査のために研究所を訪ねてくるのだった。
果たしてジグスたちは安全検査官の厳しいチェックを通過することができるのか?!そして新しい安全検査官のヒミツの素顔とは……?

フレーバーテキストからはこんな物語が読み取れます。
そしてそれぞれのカードの関係性がこちら。

ジグスと関連カード (1)

[細かいところは脳内補完]

研究所にいるジグスたちヨードルは、大好きな爆弾やメカの研究に勤しんでいて、そこへやってきた本来は敵であるはずの検査官も、最後には特大の花火(爆発)を一緒に楽しんでいる……そんな光景が浮かんできます。

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[この絵にすべてが詰め込まれている]

この世界観がとっても可愛くて、「安全検査官、要ります?」という声にも負けず、「ジグスとウィルフレッドはセットなんで!」と言い張って使い続けています。

何より、この一連のストーリーが実際のカード効果でも表現されているのが素晴らしいんです。以下に勝手な解釈を垂れ流します。

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ジグス:彼にとっては、ランドマークの破壊=爆破なので、顔に打点が入るのは当たり前のこと。きっと召喚されたランドマークの裏に爆弾を仕込んでいるのでしょう(?)

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ジゼル(爆弾化学者):ジグスが作るヘクス爆弾とは別に、ジゼルが自分で開発したのがケミカルボム。ヘクステックと比べるとケミテックはちょっと危ないので、時間が経つと爆発=1点バーンします。

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ボンバーツインズ:彼らはきっと、作った発明品の実験役。誰もいないシュリーマの砂漠で、思う存分作った爆弾やメカを試します。そして時折、砂漠の中に埋もれた遺物=ランドマークを拾ってくるのです。

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ウィルフレッド(安全検査官):彼が検査するのは「ちゃんと爆発するか」ということ。毎ラウンド研究所を見回っては、「ランドマーク=爆弾」の爆発加減をチェックしています。

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アーニー(弾薬庫のヨードル):アーニーは爆弾好きの仲間を見守る存在。直接爆弾は使いませんが、仲間のがんばり=爆破に応じて、多彩な武器=キーワードを供給してくれます。

こんなことを考えながらバトルをしていると、盤面に並んだカードたちが活き活きして見えてきます!ジグスとウィルフレッドが並んでランドマークを破壊している時なんて、「検査ヨシッ!」みたいな声が聞こえてきませんか?

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[ジグスと検査官のコンボで5点入る]


世界観とカード効果の融合

こうした、世界観とカード効果の融合というのはどのカードゲームでも意識されていると思います。ただ、普通にプレイしているとなかなか見えてこない部分だと思うので、見過ごしがちですよね。

ルーンテラの場合、「LoLでは表現しきれない世界観をカードゲームで表現する」という目的がRiot側にもあるようで、カードによる世界観表現にはかなり拘っているように見えます。
※そうでなかったら、あんなに毎回キーワード効果を追加しないと思う

なのでこれからも、こうしたカードデザインに込められた世界観表現を追っていきたいと思います。ぜひみなさんも色んな電波を受信してみてくださいね!

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!


余談

このブログを書いてて改めて思ったのですが、ディープってめちゃくちゃオシャレですよね。

通常、「山札」と呼ばれる場所を「深海」に見立てて、カードを引いていく行為を、海に潜っていく行為に重ねています。

浅瀬にいる生き物たちは低コストですが、どんどん水深を増して行くと高コストの海獣たちが出てきて、ついに深海域に到達すると、怪物たちが一気に牙を向く。

カード一枚一枚だけでなく、デッキ全体を通して世界観が構築されているのは本当にオシャレだと思います。どんな環境でも一定数ディープのファンがいるのも頷けますね。
※「ディープに入る時の音が好き」という音ファンも多そう

また、サイオン関連カードにおける「破棄=死」というモチーフになっているのも、既存能力のリファインとして素敵だと思いました。


ジグス関連カードのフレーバーテキスト一覧

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