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葛藤を蹴り上げろ

生きろ生きろと言えど、死ぬのは簡単だが生きていくのはとても難しい。それでも生きなきゃいけないのは死んだらもうそこで何もかもが終わるからだ。自分が感じてる苦痛を他人は知らない。けれど、他人は生きろ、死ぬな と無責任に言う。無責任と思われても良い。君や君には本気で生きていてほしいと思っている。苦しみはいつか終わるから辛抱強く耐えよう、一緒に。

都会のビルに紛れ込んでいた公園で、抱いていた葛藤を吐き出した。歌と共に吐き出した。その日はレコーディングしていた。YouTubeにアップされている「誰もいない」だ。
誰もいない のコンセプトは"葛藤・二面性"だ。死に向いたい自分と、生に縋りたい自分。サビの歌詞では矛盾する言葉ばかりで結局どちらなのかと思うだろう。

「ふてくされんな、男の子と心中
ノンフィクションで最高の終わり見せてよ
刹那的なため息だけで落ちていく予兆」

解説:ふてくされんな と最初に生きようと自分に言い聞かせていて、それ以降は最高のバッドエンド(心中)を志願している。一時的な感情で死に向かいつつある。

この1つのサビだけでもう文面が矛盾している。これが脳内で起こっている状況となる。葛藤というのは脳が焼けるように熱くなる。生きたいのに死にたい気持ちが襲ってくる。きっとそういう感覚になったことがある人は沢山いるだろう。

午後に綴るドラマの音楽は君と共感をするためにある。無責任に前に進んでいこう、頑張ろうなんて言わない。無理な励ましもしないし否定もしない。感情に寄り添う音楽を届ける。そして今日を生きていてくれればそれだけで充分だ。

家庭環境、恋愛、仕事、友人、自分自身の問題、生きづらさには色々ある。もし抱えてるものがあるなら、私らバンドにその荷物預けてみてね。

ライブハウスで会える日まで動画や生配信で届けられたらと思います。

では、おやすみなさい(am5:08)

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