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化学分野にいる人の8割、分野を志した理由『周期表』説

新生活の季節ですね。
小中学校でこの時期に教科書や副教材を渡されて「今日の宿題は教科書に名前を書いてくることです!」と言われた人も多いと思います。
そのあとさっさと名前を書いて友達と遊びにいくか、
パラパラと中身を見て全然作業が捗らないか…
私は後者でした。
地図帳とか、国語の教科書の小話(結局授業で取り扱わないやつ)とか面白いですし。
いまでも地理や現代文の教科書が発掘出来たら手を止めてしまいます。
(片付けができない)

さて、私は大学で化学を専攻しているのですが、この分野に行こうと思った所以となっているのは中学の時の副教材に載っていて周期表でした。
酸素、窒素など今まで知っている物質や、アインスタイニウムなど「なんだこの名前は!」と思うものまであり、そこから周期表に載っている限度をすべて覚えるという無謀なことを行いました。初めての定期試験をすっぽかして。

私は中学生を入学したころはニホニウムをはじめとする元素がまだ発見されてなくて、ウンウントリウムという仮の名前がニホニウムに決定したときは好きなアーティストのアルバムリリースの様にめちゃくちゃ狂喜乱舞した覚えがあります。いまだにその当時の新聞をラミネート加工して取ってあります。

こうして化学を極めること志しその後私を待ち受けていたのは、謎の六角形運動してるだけで波になっちゃう謎の粒子で想像していたものとは違ったわけですが、それでも楽しみながら学習できているのは周期表のとびぬけた魅力のおかげなんでしょうね。
新学期の始まりまであと1週間ほどでしょうか。世界のどこかで、周期表に好奇心旺盛な少年少女たちが化学の世界に誘われてたらいいなと思ったり。

#化学がすき

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